結果もプロセスも両方

今日の一枚は、手作りケーキ。
卵を割って原料から手作りする。
長い時間と手間をかけ出来上がったケーキ。
私はこうした料理はできないが、プロセスを大切にするという意味では写真も料理も似ているのかもしれない。
世の中「インスタント」志向がますます加速しているようだ。
ショートカット思考は経験の蓄積ができず、応用や発展が望めない。
更に、トラブル対応やリカバリー能力の欠如として結果が現れる。
これから「ニセモノ」がますます蔓延しそうな雰囲気がある。
とにかく流行ればよい...。
とにかく売れればよい...。
とにかく注目されればよい...。
ニセモノでも、一時しのぎができればそれで良い。
という結果至上。
営業成績として売上高が確保できれば昼寝しようがサボろうがそれでよし...?
売れるなら手抜き製造商品でも良い...?
常識が欠如した考え方が当たり前の世の中になってきている。
結果が出なければ話にならないのは当然である。これは基本。
また、過剰品質やオーバースペックも必要ない。
しかし、プロセスに内包されるニセモノの発想は良いとは言えない。
ホンモノを追求し、ホンモノを求める要望・需要も存在している。
より良い結果を導き出すためには、正当なプロセスが必要であるはずだ。
ケーキ作りにショートカットはない。
そして写真撮影にもショートカットはない。
EF50mm F1.4 --- f2.8 1/250 MWB 3灯シンクロ。
2009/02/12(Thu) 14:36:30 | others