アンド・エム宮本陽ブログヘッダーイメージ

宮本章光/陽の視点 -- And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Archives

***でなくてはならない...。

日比谷公園鶴の噴水 photo 宮本章光
「○○○でなくてはならない。」
「xxxでなくてはならない。」

寒い日、雨の日には、その雰囲気を伝えられれば、それでいいのではないのか。
変に触ると、バランスは崩れ、他の部分に影響が出る。

雨の日でも晴天のようでなくてはならない...。
果たしてそうだろうか。

晴れのイメージが必要だから。
晴れのイメージでなくてはならないから...。

それならば、晴れた日に撮れば?
急ぐなら素材ライブラリーから購入すれば?

「***でなくてはならない。」
の呪縛に縛られた人々が増えたように感じる。

"How to"思考?

photo AKIRA MIYAMOTO
ハウツー(How to)思考とでも言うのだろうか。
○○の撮り方は?
XXの撮り方は?
といったような「事前に誰かが用意した型」を選んできてハメ込む思考が増えているように感じる。

[〇〇の撮り方??(2017.3.5記事):Link]
こちらにも同じ内容を記載している。

時代の流れなのだろう。
スマホにもプリセットフィルターがあってそれを適用するのが当たり前になってしまった。

お決まりのお約束。
それが良いか悪いか、を論じるものではない点、まずお断りを。

90分や120分の講演の後、ご質問としてお聞きする内容が「○○の撮り方は?」といった言葉に近い内容が増えている。FMラジオでのお話しの後にも、似たようなメッセージをいただくケースがある。

今にも雨が降りそうな状況で、秋晴れの花壇の雰囲気のように撮りたい。
という希望は、多くの場合、叶えられない。まず、影が出ないのだから。
そのように見せる画像処理があるんでしょ?
と、返されると言葉が出ない。

過去にも「雨の中の桜」を「晴天の空に咲き誇るように」撮りたい。というお話しがあったような。
青空だけを曇天・雨天から青空に加工すればいいんでしょ?その方法は?
という感じだったか。

「事前に誰かが用意した型」
自分の知らない「型」。それは、フィルターなのかもしれないし、新たなアプリかもしれないし...。
それを知りたい。という世の中になってしまった。

曇天の花壇なら、その今にも雨が降りそうな雰囲気の中で、しっかり咲き誇っている姿を残してあげればよいと思うし、厳しい冬を越して花開いた桜なのに雨に濡れているなら、その冷たい姿を印象的に語る。
こうした方法もあるように思う。

魚なのに食感は牛肉のように料理する方法?
パンなのに白米のご飯のような食感?
もう、これは一部現実のものになっていないか。

「フィルター遊びにはじまった意表をつく。」という手法は世の中を破壊し尽くすのだろうか。
自然に向き合う姿勢を忘れ、そして自らのアタマで考えるアクションをやめてしまった人間はどこに向かうのだろうか。

黄昏の趣

photo AKIRA MIYAMOTO
夕暮れ時の空には不思議な力がある。
雄々しさと物悲しさと、そして不思議な安堵に満ちた氣がそこにあるように感じることが多い。

赤銅色を感じる

photo AKIRA MIYAMOTO
鉄路は、数十年の歳月とともに「赤銅色」へと変化する。
その色の向こう側に、三十数年前の在りし日の姿を回想する。

演出とはこういうもの

photo AKIRA MIYAMOTO

演出ってのは、こういった形で伝える...。
とでもいった感じのシチュエーション。

エンブレムのことではないのでお間違いなきように。
床下機器の配置や、その構成美をアピールする方法として、考え抜かれていることが判る。

フロアーは、白く白色度の高いタイルであること。
同じく、ある程度反射度合いが高い素材であること。
そして、フロアー自体が外光を導き床下を照らす位置にディスプレイすること。

このように考え尽くされた結果として、カタログのイラストに頼らずとも、実車の床下をいとも簡単に見ることができるシチュエーションが作り出される。
そして、床下レイアウトやカバーが空力特性に及ぼす影響や、そのノウハウまで商談に活かせることになる。

演出とは、がなりたてるようなストレートな表現である必要はないように思う。
さりげなく、しかし最大限に効果を高めるように作り込むことに意味がある。

だからこそ、その意図を伝える写真にも、その意図に沿った撮影をしてみたい。
「撮って・フィルター・秒速でSNS投稿。」そして、いいね!を集めて終わり。
翌日には、もうその写真や投稿を見ることはないし、まして一年前、二年前に自分が何を投稿したのかなど、記憶に残っているはずがないレベル...。

だが、SNSプラットフォームにはすべての行動が記録され、そのAIをせっせと育てるばかり。
間違った方向に走りつつある特定巨人プラットフォームプレイヤーだけに「偏ったエサをやり続ける愚」を省みる時期が来ているのではないだろうか。

もっとさりげなく、だがしかし、最大限に注力し育てるべきAIは、もっと別のところにあるはずだ。
5378780
rss_logo

New Entries

Categories / Archives