クラシックコンサート・演奏会専門写真撮影
オーケストラ・プロ音楽家のための専門写真撮影業者
音楽性を感じる写真はクラシック演奏会専門の撮影者に
ビデオ撮影(演奏会ビデオ撮影・コンサートビデオ撮影)については、
クラシック/オーケストラ演奏会ビデオ撮影・DVD/ブルーレイ制作のページをご覧ください。
ステージに響き渡る演奏作品という芸術。
その魅力を切り取り「記録する。形に残す。」事が可能です。
音楽を知らずして演奏会の撮影は困難かと考えます。
なぜ音楽家の方は、数多くの撮影者の中から私にお声がけいただけるのか?
その理由は明確です。
webには撮影カメラマン派遣業者のサイトが急増しています。
その都度、派遣業者から遣わされるカメラマンに演奏会の撮影が可能でしょうか?
当然、平均的なカットを上げてくるとは思いますが、厳しい練習を重ねた上でスポットライトを浴びる演奏会です。あなたはその「平均点写真」で満足されますか?
演奏曲目や、衣装、それに楽譜上でのリピートの有無(曲の解釈)や立ち位置・身振り手振りといったアクションの様子まで理解し打ち合わせが
できるでしょうか?
まず譜読みをして打ち合わせができるカメラマンは僅少(または皆無)だと思います。
私は、音楽が理解できる撮影者には未だに出会ったことはありません。それは、音楽家を専門に撮っていると言われるカメラマンであってさえも、です。
一度しかないステージです。派遣の場合は概ね撮影枚数が少なくがっかりすることもあるかもしれません。
単に多ければよい、というものではありませんが、やはり絶対数としてのカットは多いに越したことはありません。
「ベストショットは10枚もあれば充分だ」「同じようなポーズが多量にあっても意味が無い」という言葉は、ステージに立った経験がない撮影者の感覚。
一枚たりとも同じ表情はありませんし、ボウイング一つたりとて同じ位置にあるカットは一枚もありません。
その日の演奏会で、多ければ1,000カット以上を撮影することもあります。平均でも700〜800カットは撮影します。
もちろん数が多ければ良いというものではありませんが、10枚程度しか撮影されず、その中のどのカットにも「欲しかったショット」が無かった場合はどうなさいますか?繰り返しますが、数が多ければよい訳ではありませんが、撮影しておかなくては撮り直しは利きません。
そして何よりも演奏会のレコーディングやビデオ撮影も行うからこそ可能になる演奏に対する理解や感覚は、他の方には真似のできないものであると考えています。
シャッター音に対する考察
一眼レフカメラで撮影する限り、シャッター音は不可避です。が、極力軽減する手段を講じます。
1.従来からのミラーを備えたカメラにより撮影をする場合
2.ミラーレスカメラにより撮影をする場合
1.従来からのミラーを備えたカメラにより撮影をする場合
背景を大きくボカしソリストを引き立たせたり、高感度撮影につきもののノイズに悩まされない極小ノイズ特性に優れたカメラや、明るいf値を誇るレンズやなど、以前には考えられなかった高画質の写真が撮影できる環境が完成されています。
そして何よりも、印象的なカットを残すには、やはり撮影者自身が長年慣れ親しんだ従来からのデジタル一眼レフカメラを使用したい場合が多い。といった理由もあります。
しかしながら、こうした機材を使用する限り、やはりシャッター音(ミラー蹴上げ音も含む)は不可避であるため、液晶ビューファインダーでモニターしながらミラーアップして撮影する機能を使用したり、曲を知り、曲想に合せて撮影するなどの対策を講じます。
このような運用と、楽想を読みながら演奏の音の響きを感じタイミングを計るような撮影者の感覚が一体となったときに、そのシャッター音の影響を最小化することが可能になると考えています。
他方...、
2.ミラーレスカメラにより撮影をする場合
昨今の技術革新は凄まじく、高級コンパクトデジカメの延長かと思われていたミラーレスカメラが、現在はもう業務撮影に十分活用できる時代になりました。
従来からのミラーを備えた一眼レフと同じように、大きなセンサーを備え、高感度でのノイズ耐性にも優れたモデルが次々と登場しています。
こうしたモデルを使用した撮影にも取り組んでいます。
物理的にミラーを備えないため、ミラーの稼動音が発しないというだけでなく、作動音が一切しない無音モードでの撮影も可能になりました。
もちろん、撮影者には、これは大きなアドバンテージとなり得ますし、奏者・聴衆・撮影者の三者が共に満足できる環境が整ったとも言えます。
(但し無音撮影時は、電子シャッターの原理的な問題により被写体の形状に歪みが生じるかもしれないといったリスク要因が増えます。)
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●こちらに過去実績のあるホール様(Video含む)について記載しております。
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明暗差と階調についての考察
コンサートホールの照明には、かなり大きな「明暗差」があります。
よく見られる写真に、
「スポットの当たった箇所が真っ白に飛んでいる」
「影の部分が真っ黒に潰れている」
といった事例があります。
これらは、機器のダイナミックレンジ(=明暗差の幅)が狭いケースが考えられますが、昨今はそうした弱点は、ソフトウエア的に自動的に内部処理が行なわれ補正しています。その最たるものがスマホカメラであり、よく言われるように「スマホで撮ったほうが綺麗だ」という結果に結びつきます。
しかしながら、それは細部に目を瞑ったならば。小さい画面でしか見ないwebの用途ならば。
といった条件に限り。ではないかと思うのです。
◆サンプルイメージ
スマートフォンの方は拡大(pinch out)してご覧ください
左:コントラストが強く明暗差が大きいために階調が潰れてしまいます。
パッと見のインパクトはありますが、その意表をつく表現だけに頼った手法。
また、いわゆるAuto Modeで撮影するとWhiteBalanceは電球色を残す傾向があるため、真っ黄色になってしまいます。
右:階調を残すことを優先し、撮影時点から後工程の画像処理を前提としたカーブを作り記録します。
後工程は、機械のように1秒あたりで数億回もの処理は絶対にできませんが、「撮影者が意図した結果」を再現するよう一枚ごとに手作業によって作り込むことで印象的な結果を導きます。
◆サンプルイメージ
スマートフォンの方は拡大(pinch out)してご覧ください
左:上記サンプルと同様です。
パッと見のインパクトがあるため、その意表をつく表現でInstagramのフィルターにも使われていますが、昨今は下火になりました。
右:上記サンプルと同様です。
「撮影者が意図した結果」を再現するよう、一枚ごとに手作業によって作り込むことで印象的な結果を導きます。
このスマホの自動処理のようなプロセスを、人の手によってさらに追い込んでゆくところに価値があると考えています。
当然、シャッターを押してデータ記録されるまでの瞬時に、数億回だとかの処理を行うことは不可能ですが、そうした土俵とは異なる感性に基づいた処理を一枚づつ行うところに、人目を惹きつける隠し味がある、とも言えるのではないでしょうか。
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「黒色」とダイナミックレンジの考察
クラシック演奏会が行われるコンサートホールにおいては、「黒色」の扱いと「階調表現」が特に重要と考えられます。
コンサートグランドピアノSteinway&Sons D274のイメージを載せています。
--漆黒の黒で表現される外装。
--黄金に輝く金属フレーム
--真紅のフェルトに届く重厚な低音弦
明暗差の大きな舞台照明の下に、これらの要素が存在します。
黒を潰さないことばかりを意識しますと、黒が浮き上がってグレーに近づきます。
また、
その漆黒の印象を残すために単に露出を絞ってゆきますと、黄金のフレームの輝きがスポイルされ鈍い明るさになってしまいます。
あるいは、
真紅のフェルトがローキー(暗めの印象の仕上げ)な印象の中で埋もれてしまいます。
これらの要素を解決するために、上記に記載しましたような階調を残すことと、明暗差(ダイナミックレンジ)を最大限に拡大することを両立させてゆきます。
いずれも、ステージ照明と、楽器が最も印象的・魅力的に見える階調・クラシックコンサートに特有の階調表現に長年親しんできた者が取り組むことで、より印象的な結果を導きます。
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