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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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欠陥を体験するこの地だからこそ

春の訪れ photo 宮本章光

完全無欠。
本来わたしたちは完璧でした。
そう語る人たちが増えています。

ようやく氣がついたのだと思います。
けれども、欠陥や至らなさを体験するための地で学んでいるのですから、完全無欠だ・満ち足りている。と、目の前にある事象を含め自分の意識そのものを「偽って・見て見ぬふり」をする「ごっこ遊び」に興じるのは違和感が大きいように感じます。

間違いはないでしょう。
すべては溢れるほど与えられ、満ち足りています。
ところが、洗脳され隷属化され麻痺してしまっていた感覚を取り戻すとともに、自らの本来のポテンシャルに氣がつけば、それでこの地のゲームは終わり。
ここに異論はありません。


では、ゲームオーバーは誰が宣言するのでしょう。
ここが抜け落ちていないでしょうか。
誰かがやってくれる。救世主が現れる。わくわく待ちましょう。
それ自体にも異論はありません。

わたしたちの集合意識がそのように切望すればこそ、それが現実になるに違いありません。
わたしたち自身がそのタイムラインを創り出し、キリストの再臨と第一の復活が現実になるに違いありません。
世界中の人間がそのように意識をキープしている限りは、Bibleを読み解くまでもなく、それが顕現化するだろうこと、容易に想像できます。
心に抱きつづけるエネルギーが時差を経て現実となる仕組みは揺るぎないのですから。
きっと現実になるでしょう。正しいに違いありません。


でも、もう味わい尽くしましたでしょうか。
もう体験し学び尽くしましたでしょうか。
実力テストで満点が取れるだけの力(=精神性の向上と魂レベルの成熟)が身につきましたでしょうか。

ここで胸を張って自分は学び終えた!と宣言できるでしょうか。
大切なポイントは、ここに隠れているように思えるのです。
少しでも「足りなかった部分」「学びが足りない部分」が、きっと残っているはずなのです。

世界規模の法が施行されるはずだ!大金が手に入る!わくわく!
って、それ、隷属化のために仕組まれてきた貨幣経済の枠組みに縛られたままでしょう?
ええ、もちろんそれは望むところです。否定しているものではありません。

けれど、もっと先を見据えて描き出さなければ、この強烈に固着したタイムラインを脱することは難しいのではありませんか。
もっと崇高で、多くの存在と共存できる世へと願う。
でも一歩づつ着実に。浮き足立たずに。ですか?はい、理解できています。
でも目標とゴール地点は、一歩づつでは足りないのです。いつまでも到達できないでしょう。


年間予算を策定したご経験がありますでしょう?営業職をいくつも経験した方ならお分かりのはず。
取り組むべき・策定すべき予算や目標値は、ちょっと赤子の手を捻る程度で手が届く範囲ではダメでした。
同じだと思うのです。

もっと大きくもっと壮大なスケールで、この地を卒業する。
そして、そこで初めて本来の能力を取り戻し生来の地(星)へ帰還する。
しかし、それとて、その「次」には、再び大きなミッションが控えていることでしょう。魂の学びと成長は永遠に続きます。

ですから。
欠陥を「片手に並走させながら・体験しながら(=この地はそういう場所)」、もう氣づいたよ、満点が取れるだけ学んだよ。と高らかに宣言する。
そういった両刀使いができてこそ、本当に卒業が叶うはずだと感じるのです。
まさに、これが「ゲームオーバー」を自ら宣言することではないかと思っています。





2025/03/06(Thu) 12:18:56 | photo blog

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