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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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おいしそう!センサー?

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洒落たカフェで、窓際の光を活かした撮影を行ってみた。

直射日光ではないが、外の光は相当強い。
対する室内には、目だった照明は点いていない。

そのままの状態で撮影すると、明暗の差がありすぎてこのカットのようにはならない。明るい部分は真っ白に飛んでしまい、暗い部分はもっと暗く黒くなる。
結果、ケーキの甘さを表現するような写真とは程遠いイメージになる。

この「最も明るい部分から最も暗い部分」という写真画像データとして存在できる範囲内に、極力多くの部分を収めることが重要になる。

このカットは、撮影時に銀レフで暗部を補い、露出補正もプラスに操作し撮った後、Photoshopで更にトーンカーブを調整している。

そんな面倒なことをしなくても暗い部分ができないようにすればいいんでしょ! 的に、内蔵ストロボでパッと正面光を照らしてしまう...。
のが、「カメラの自動モード」。
「自動的」に「おいしそうではない!」写真が撮れてしまう。

食べ物がおいしそうに撮れない理由は、このあたりに大半の原因がある。
人間がおいしそう!と感じても、カメラは同じようには感じない。

「おいしそう!センサー」が搭載されたカメラ。
膨大なデータとパターン化されたアルゴリズムによってできるのかもしれないが....。

「熱意」を伝える方法

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出張写真撮影指導を行っている。

と、書くと随分と大袈裟な感じになるが、オフィスやお店などにお伺いし、その場で写真撮影のポイントをお伝えする「写真教室の出前」である。

今回は焼肉のお店に伺った。
代表をはじめ社員の方は大変礼儀正しく、そして熱心でとても勢いがある会社である。
頻繁にメニューを入れ替え、外注撮影の依頼ができないために、自前撮影のクオリティ・スキルアップを目的として依頼を受けた。

おいしさを伝えたい!という熱意を、メニュー用の写真にどのように表現すれば良いのか?
「熱意を伝えるには方法がある」訳で、どれだけおいしそうだ!と思って撮影しても、適切な方法と手段による撮影でなければ「その熱意は伝わらない!」。

ここを勘違いする人が多く、テクニック偏重に陥る。
かといって、精神論だけで結果は出ない。
後者は、レンズの指紋を丁寧に拭き取り道具に感謝する、といったメンテや道具の扱いにも通じる。
熱意を伝える写真を撮るには、この両方が必要で且つそのバランス感覚が求められる。


ブレが目立つ一枚になったが、三脚は私のものを使用いただきながら、こちらは横でサンプル記録用に手持ち撮影。
Photoshopで、色調など若干の後処理を行った。

結果もプロセスも両方

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今日の一枚は、手作りケーキ。

卵を割って原料から手作りする。
長い時間と手間をかけ出来上がったケーキ。

私はこうした料理はできないが、プロセスを大切にするという意味では写真も料理も似ているのかもしれない。

世の中「インスタント」志向がますます加速しているようだ。
ショートカット思考は経験の蓄積ができず、応用や発展が望めない。
更に、トラブル対応やリカバリー能力の欠如として結果が現れる。

これから「ニセモノ」がますます蔓延しそうな雰囲気がある。
とにかく流行ればよい...。
とにかく売れればよい...。
とにかく注目されればよい...。

ニセモノでも、一時しのぎができればそれで良い。
という結果至上。
営業成績として売上高が確保できれば昼寝しようがサボろうがそれでよし...?
売れるなら手抜き製造商品でも良い...?

常識が欠如した考え方が当たり前の世の中になってきている。
結果が出なければ話にならないのは当然である。これは基本。
また、過剰品質やオーバースペックも必要ない。
しかし、プロセスに内包されるニセモノの発想は良いとは言えない。

ホンモノを追求し、ホンモノを求める要望・需要も存在している。
より良い結果を導き出すためには、正当なプロセスが必要であるはずだ。
ケーキ作りにショートカットはない。
そして写真撮影にもショートカットはない。

EF50mm F1.4 --- f2.8 1/250 MWB 3灯シンクロ。

修了式

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本日、写真教室11月期生の最終講習日。
昨秋11月から3ヶ月間のカリキュラムを終え、皆さん修了。

「シャッターボタンを押すまでに "自分にできること" が数多くある事を知った」という印象的な言葉もいただいた。
修了証を一人づつ手渡しして、教室から巣立つ皆さんを見送った。
毎回、この最終日が終わると力が抜けてボーっとしてしまう。
趣味の講座ではあるが、毎回ステップアップして行く姿に接することが何よりも嬉しい。
そして、ご自身で作品撮りが出来る実力を身につけて修了される姿が頼もしい。

今日の一枚は残念ながら今日の修了時の様子ではなく、第二回目であった11月時点での様子。
ちょうど講義に入ったばかりで、熱心にポイントを控えている生徒さん。
机が2列になってこちらも圧倒されそうな雰囲気。
この第二回と第三回で大きく階段を上られる方が大半だ。

次期の開講は2月7日から。
続々とお問い合わせメールをいただいている。
「大丈夫でしょうか?」「持ち物は何が必要でしょうか?」...。

大丈夫です。
次は皆さんの番ですね。楽しくやって行きましょう!
修了の皆さんも末永くお付合いのほどを。

さまざまな「出会い」に感謝。
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