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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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仕込みで決まる!

仕込みの大切さを再認識する

「炭を使うお店」での撮影をさせていただく機会があった。
炭...、とくると炭火焼き...ということで飲食店である。

厨房の奥では、各テーブルに出す前の「炭の仕込み」が行われており非常に熱い。
この熱さの中に揺れる炎をイメージに収める。

炎は常に動いているもの。
その雰囲気を伝えるには、高速シャッターは切れない。
かといって、長時間かけてしまうと単なるモヤのようになる。
ここは、1/15秒を選択。

何事も念入りな仕込みがあって、成果がもたらされる。
準備を怠ると結果は出ない。
という当たり前のことが蔑ろになっているケースが増えているように感じる。

想定外の事項が発生しても、その場その場で問題解決できる能力があるのは素晴らしいことだと思う。
しかし、トラブルが発生しないよう「仕込み」に手間と時間をかけることも大変重要なことだと思う。
かつて「経験、勘、度胸」とかいう武勇伝を連日連夜聞かされた社会人一年生の頃、次々と発生する障害を乗り越えることが偉い。と教えられた。
今思えば、それは経験値に基づいて状況判断することだけに偏重しており「仕込み」の大切さを教える先輩は居なかった。
根回しと似てはいるが、当時指導された根回しは「周到な準備や予想されうるトラブルに備えた仕込み」とは大きく異なるニュアンスであった。

そういえば、根回しの言い訳にする一杯呑みの店でも、こんな炭火があったかもしれない。
5Dmark2 50mm/1.4 f4.5 1/15 ISO200 AWB。

○○人間だから...?

ステージ写真撮影 And EM

「私は○○人間だから...」「自分は××専門だから...」というコトバに遭遇する機会が多い。
こだわりを持ってお仕事をなさっているのは大変に良いことだと思うし、自分自身も大いに尊敬したい内容である。

だが、裏を返せば「○○に合わせて話をしろよ!」「××以外は邪道なんだよ!」という強烈なメッセージが込められているようだ。
会話の端々に「そうした感覚」が滲み出てきて、話しが続かなくなる。

自分自身も色々な部分に「こだわり」を持って仕事をしている。
だが、押し付けはしたくない。と思う。
不快感を与えた時点で「こだわり」ではなく「わがまま」に化けてしまう。


今日の一枚は、美しく完成された芸術品としての楽器の姿。
まるで鏡のように奏者の手元とステージ装花を映し出している。

この位置での撮影時に、偶然に遭遇したシーン。
絞りのコントロールとマイナス露出補正は確実にモノにしたい。
EF50mm f1.4 1/100 f2.8 ISO 1250 マニュアルWB

作品を残してください!

カルチャーで学ぶ初心者からのデジタル一眼レフ

一期一会という言葉がある。
写真撮影も一期一会で、その瞬間は二度と戻って来ない。

開講中の写真教室では、理論とその実務というスタイルで実際に撮影をするタイミングを設けているが、その一枚一枚を作品として残していただきたいと思う。
多くの生徒さんが居ると遠慮されるのだと思うが、ご自身の撮影のタイミングが巡ってきたときに、パパっと手短に撮影を急いで済ませてしまう姿が目立つ。
シャッタースピードも遅いし、慌てて手持ちで撮ってしまうとそのカットは作品写真として成り立たない。

同じ対象物を順番で撮影するというスタイルが良くないのかもしれない。
また、私自身が説明の流れの中でパッと撮ってそのイメージを説明するので、同じようにパッと撮るリズムを与えてしまっているのかもしれない。

このカットは、先月修了された5月(5〜7月在籍)の生徒さんがお持ちになった小物。
(娘さんからのプレゼントだとお聞きした)
私自身が、その場での説明のために撮影させていただいたもの。
「説明の意図が通じれば良い」という意識から、パパッと撮っているのでブレているし構図的にも詰めが足りないところを感じる。
オリジナルサイズが巨大なので、ここまで縮小することでブレは目立たなくなったが、作品としては、色々な意味で失敗かな?と思う。

8月からのクラス(今期は2回目からの受講も可)では、キッチリ三脚も使って一枚一枚にじっくり時間をかけて撮影していただこうと思う。
何より、せっかく通っていただきながらまともな作品を残していただけないのは申し訳ない...。

他方、教室卒業後、ご自分のキャラクターを確立され始めた方から作品を送っていただく機会も増えた。
伝えるものを持っている写真は訴えてくる。
一期一会。
その瞬間瞬間に作品を残せるようにしたい。

エコカーが売れているらしい

ペーパークラフトの車・これもエコ?

世の中「エコ」流行(はやり)のようだ。

というか、そのように一部の人間が仕組んで、そのような流れになるように作られていることに意識が及んでいないだけなのだと思うが。
今回は、特に太平洋の向こうにある国の影響を知っておく必要があるはずだ。

...というような、経済記事を書く能力は無いが、何かが流行るのはその元で流行らせる人や企業(あるいは政治力の及ぶ何か)がある訳で、物事の一面だけを見てそれが全てと思っていては判断を誤る。

で、エコカーがトップセラーらしい。
ガソリン消費が少なくていい。確かにそうだろう。
でもエコカーは車重が大きい。重いのである。同クラスの乗用車と比較しても3〜4割は重い。
車の世界では、軽くすることが技術アピールの一つだったと思うのだが...。

自動車競技の世界では、ネジのアタマをコンマ1ミリ短くするようなレベルで軽量化し技術の粋を集めた。早すぎるチームにはハンディで重りを積まされた。
金属から樹脂になったパーツは軽量化と同時に強度もアップし、エンジニアリングの世界の技術開発を推し進めた。

で、エコカー...。
ハイブリッドの技術は進化したかもしれないが、片や、道路舗装を痛める「道路破壊率」は上がるに違いない。
そもそも、重い貨物車がなぜ有料道路の通行料が高いかを考えても、重いことがどれだけ環境を破壊することになるのかを忘れてしまっている。
それに、バッテリーやその他関連部品のコスト、その環境負荷については一般市民は知ることもできず、また知ろうともしない。

先般の記事にも書いた「原子力発電はCo2を排出しません」というCMと、どこか似ている。

今日の一枚。2001年2月6日撮影。
当時の同僚が一晩かけて白紙から創り上げたペーパークラフト。
8年半の歳月を経て、イラストレータと格闘した徹夜の努力がここで称えられることになった。

物事の一面だけを見て、対極にある事項を忘れないようにしたい。
で、今「エコカーが売れているらしい」...。
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