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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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iPhoneのポートレートモードを楽しむ

iPhone7plus ポートレートモード

たまには、iPhone7plusのポートレートモードを使ってみる。
残念ながら苦手な部分がハッキリと出てしまった感はある。

ポケットから取り出して、すぐにこうしたイメージが撮れるのは素晴らしいこと。
ストレートにボケ味を楽しんでみるのも悪くない。

雪景色を撮ると暗くなる

photo by AKIRA MIYAMOTO

「雪景色を撮ると暗くなる。」
とは言い切れなくなってきた。

カメラの進化は止まらない。
HDR処理は自動で行われるし、jpeg保存の前に「望ましいと思われる画像処理まで」施される。
その究極の姿がスマートフォンカメラ。

車窓に広がる雪景色も、スキー場のゲレンデも、ポケットから取り出しシャッタータップだけで充分に印象的な結果が手に入る。

でも、だからこそ、その機械(自動)処理を見越して、撮影前・撮影時・撮影後と、更に自分の手で調整する楽しみも知ってほしいと思う。
雪を飛ばさず、橋脚を潰さず。
更には、構図という極めて奥の深い世界も待ち受けている。

楽しみは自分でじっくり味わうもの。
秒単位を競ってSNSもいいけれど...。
もう、何でも繋がってしまうのは御免。

カメラ起動が面倒?ならばこの方法を

2018年1月の「宮本章光のビデオをポケットに」は【スマホカメラの設定---意外と知られていない便利な設定例】といった内容のお話しをさせていただきました。
但し、特殊な機能でも何でもなく既に一般的な事項です。ご存じの方も多いはずですので、必要のない方は流してください。ご存じない方のお役に立てれば、といった趣旨です。
番組のお話しの中から、一点をこちらでご紹介いたします。


●カメラの起動が一瞬でできる?

iPhoneを購入してしばらくは、結構写真や動画も撮っていたんだが、だんだんと撮るのが面倒になってきた…と仰る方。その理由は「カメラを起動するのが面倒」だから、だそうです。
ロックを解除しなければカメラって使えないですよね?と仰るこの方。指紋認証も失敗することが多く、撮影タイミングを逃すケースが続き、撮影意欲が減退したとのこと。

ロック画面(日付や時間が表示されている状態=画面が完全に黒くスリープしている状態ではなく)で「画面を左スワイプ」するとカメラが起動します。
指紋認証もパスコード入力も必要ありません。
また、
「設定」--「画面表示と明るさ」--「手前に傾けてスリープ解除」の項目をOnにしておきますと、置いてある状態から手に取った段階でロック画面になります。

尚、この「手前に傾けてスリープ解除」は、iOS10以降で、iPhone SE、iPhone6s/6s Plus、iPhone7/7 Plusのみしか利用できません。

この機能に派生して、もう一つ便利な使い方を。
ライト(懐中電灯)を使っている状態で、ある程度の時間が経過しますとロック画面になってしまうことがあると思います。

すると、ライトを消そうとするためにロック画面を解除しなくてはならない場合が出てきます。
通知センター(下から引き出すショートカット群)がロック画面でも有効になっていれば、この通知センターの中からライトを消すこともできますが、セキュリティ対策のため、ロック画面での通知センターは無効になさっている方も多いかもしれません。

この場合は、ロックを解除しなくてはライトを消灯できません。
心理的にも非常に面倒です。
しかし、上記のカメラ起動方法を少しアレンジしますと、一瞬でライトを消灯できます。

ライトが点灯した状態でロック画面になっている。この状態で、先ほどのカメラを起動する左スワイプの動作を「ほんの少しだけ」やってみて(動かして)ください。勢いよく左スワイプしますと、カメラが起動してしまいます。ですので、ジワっと少しだけゆっくりと左スワイプしてみるのです。
すると、ライトを消灯することができます。消灯した時点で指をそっと離すと、再度ロック画面に戻ります。


FMaiai 82.0MHzエフエムあまがさき様の番組ツイキャスアーカイブはこちらにあります。
https://twitcasting.tv/fmaiai/movie/434584175

IDセルフィーの撮り方と注意点

2018年最初の放送(タッキー816みのおエフエム様)では、「新春 カメラよもやまばなし」 と題し、3つの事項についてお話しさせていただきました。

その中で、「セルフィーは本人確認資料に利用する時代に」と題し、自撮りが一般化しますと、こんな使い方もありますね。というお話しでした。
「IDセルフィー」というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。

webでの会員登録や新規申込時に、本人確認のために、運転免許証・パスポートなどを提示することが多いと思います。これらの資料をスマホで撮影しweb経由で送ることで本人確認をする、という方法はすでに一般化してきました。
これをもう一歩進めて、運転免許証の表面と裏面の2点の写真に加え、免許証を手に持った自分自身の写真も送ることで、本当に私の免許証ですよ。と証明する方法です。

海外では普及しつつあるようですが、日本でも一部のサービスで採用するところが増えている様子です。
このIDセルフィーの撮り方と注意点を3つあげてみます。
(以下、スマホカメラで運転免許証を撮影する場合です。)

●1.免許証文字部分に指が掛からない・影ができないように
●2.シャッタータップの時にはブレないよう卓上三脚なども活用してみる
●3.免許証の顔写真と現在の自分の顔が大きく違わないこと



【1.免許証文字部分に指が掛からない・影ができないように】

意外と注意がおろそかになる点かもしれません。特に、部屋の照明によって指の影が文字部分に落ちてしまうと、その部分の文字が判読不能とされるかもしれません。


【2.シャッタータップの時にはブレないよう卓上三脚なども活用してみる】

自撮りは、スマホを片手で持ちその手を伸ばすスタイルであるため、思いのほかブレやすくなります。簡易な卓上三脚等に固定するだけでも結果は大きく変わる可能性があります。
ブレて免許証の文字が判読できなければ目的が果たせませんので、やはり基本に忠実な撮影を心がけたいものです。
また、自分の手を離れて固定できるならば、セルフィー用インカメラではなく、アウトカメラが利用できますので、画質の点でも有利でしょう。
更には、ある程度の距離に離すことができますので、自撮り特有の「鼻デカ犬風」のデフォルメされた顔にならないといったメリットも出てきます。
自分の手を離れるとシャッターを押すことができませんので、タイマーを活用するか、他の人に押してもらいましょう。


【3.免許証の顔写真と現在の自分の顔が大きく違わないこと】

運転免許の更新年月近くになりますと、撮影した自分の写真は5年ほど前の姿かもしれません。免許証記載の写真と現時点での自分の容姿があまりにも違うと、本人であると認識されないかもしれません。
また、整形を行なっていたり、髪型やメイクが極端に変化しているのもリスクとなる可能性があります。
他、服装に規定はないと思われますが、寝間着姿やあまりにも派手なリゾートスタイルであったとすると、本人確認資料としては不適格かもしれません。

IDセルフィーね…、ハイハイ、免許証持ってスマホで自撮りすればいいんでしょ。ってなノリでやってしまいますと、結局、本人確認資料に不備がある。となって最悪はそのサービスの登録や申し込みが二度とできなくなるかもしれません。
オフィシャルの証明書類である、という意識を忘れないようにしたいものです。
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