縦横比に意識を巡らせる

テレビ放送は地上波・BS共に縦横比16:9の画面になって久しい。
すでに4:3時代のソースがいかにも古めかしく感じることさえある状況。
スクエアなんて狭いところに無理に押し込む趣味も良いけれど、もう満腹...。
写真もテレビや映画のようにもっと横方向に解放してみる。
両肩の支え(つかえ)が取れ、肩こりが解消したかのような気持ち良さ。
そんな気分を味わってみるのも悪くないと思うのだが。
提供者になってみる

単なるコンテンツ消費者ではなく、自らの作品を見ていただく・購入していただく立場になってみる。
素材販売のサイトで、ご自身の作品点数を拡大なさっている方がある。
みるみるクオリティが上がり、さらに魅力的な作品に変化する様子が見てとれる。
このように、しっかりとご自身の作品公開の場を選びたいものだと思う。
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FM aiaiエフエムあまがさき様2016年8月アーカイブ映像
高いけど高速が新潮流?
「高いけど高速」が新潮流だとか。
コストメリットがあるからMVNOを選択したのではなかったか?
速度が欲しいならキャリア回線でいいでしょ。と。
キャリアの契約から離れて格安simを味見したい、その気持ちからMVNOに来てみた。
けれど時間帯によっては遅すぎ!という声に対応するためのオプション。
この展開自体は理解できないことはない。
しかし、MVNOであっても、多くの実使用場面で問題が無い程度の速度が確保され、極端な速度低下が起きないならば「高いけど高速」なんてオプションは要らないわけで...。
そう、常時数十Mbpsだとかの回線速度キャパが欲しければキャリア契約でいい。
でも、多くの用途で問題がない1〜5Mbpsで良ければ、昼間でも実現しているsimはある。
探せば「実使用上問題ないレベルの速度」は手に入るのだから。
この「高いけど高速」という展開、
時を同じくして、webではMVNOのデメリットが目につき始めた。
止まらない流出・転出ユーザーを阻止したいキャリアの思惑と、収益構造の改善が必要とされるMVNO陣営の背景がオーバーラップして何か大きな力が働いているように思えてならない。
確かに
その世界、その分野において、
確かに「才能」は存在する。
アタマを使うことをやめてはならない

人間の感じ方には優先順位がある。
それは、大きさや距離や色彩感などを超越し、時に極めて自己中心的に「ターゲットにのみ意識を集中」する。
一枚の静止画の中にある、面積比や配置、色彩関係や対比について考えることは無駄ではないはずだ。
お盆。
先人に想いを馳せ、過去人たちが築き上げた芸術の歴史をしっかりと見据えた上に未来図を描きたい。
AIに仕事を奪われる...だとか云々以前に、自らアタマを使うことをやめてはならないと思う。
季節は次の区切りへ

連日猛暑が続き、最高気温を競うかのようなNews記事が続く。
だが、セミの大合唱はめっきり少なくなり、暦は立秋の区切りを迎えたようだ。
残暑お見舞い申し上げます。
伝えるための画像処理

撮影は画像処理とセットで考える時代。
そう言い続けて10年を越えた。
過去に生録(自然音などが特に顕著)の世界でも、とにかく触らないことが最高、といった主張は強かった。音の世界では、収録機器の特性によってそもそも特性自体がフラットにならないことが多く、またフラットな特性を実現しても、人間が受け取る感覚と機器の特性とは乖離している部分が多い。
放送される映像に関しても、狭いダイナミックレンジの中に豊富な階調を再現できるよう技術革新が重ねられてきた。HDRの最前線は広大な明暗差を表現すべく進化し続けている。
静止画像データにも似たところがあり、データ上でどれだけニュートラルにチューニングしてみても、人間が感じる記憶色や希望色といった特性とは大きく異なっていることが多い。
だからこそ、撮ったままのデータではなく「自分が伝えたい絵に自分の意思」で仕上げる。
といった考え方に基づいたプロセスが必要になる。
フィルター遊びではなく、それは「伝えるための画像処理」なのだが...。
タッキー816みのおエフエム様2016年8月アーカイブ音源
【タッキー816みのおエフエム】様の番組「カメラとお散歩」。
2016年8月3日の放送についてご紹介。
今回は、
「ミラーレスカメラを知っておこう」といった内容でお話しさせていただきました。

放送は、原則として第一水曜日の午前11時オンエア予定、サイマル放送でもお聞きいただけます(次回は9月7日の予定です)。また、番組当日の19時36分ころより再放送もあります。
番組でお伝えしきれなかった内容や、関連するお話などもお伝えしています。
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業務と趣味の共通の接点
夏の集中講座が一段落。
構図に関するクラスや画像処理のグループレッスンなどを単発で実施させていただいた。
ここで画像処理について考えてみる。
業務プロセスとしての観点では、大量のカットを最短の時間で最高の結果を導くため可能な限り無駄を省き一部自動化も取り入れる。
他方、趣味で取り組む場合には、試行錯誤しながら時間をかけて自分の意図する結果を得るといったそのプロセス自体を楽しむ。
一見、真逆のように見え、双方に接点は見出せないように感じる。
だが、時間をかけるべき部分は、「その絵に何が必要」で「どのような方向に処理するか」といったプロセスの見極めにあるはず。
当然アプリケーションの機能、どのボタンやスライダーを操作するか?という基本を知る必要はあるだろう。しかし、その操作をどれだけ沢山覚えても結果をうまく導き出す力は養えないのではないか、と感じる。
手段と目的を間違えずに楽しみたい。
グループレッスン・講座等は
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ヘッダー模様替え8月
葉月。
8月のヘッダーは、更にアクティブな真夏のイメージに。
猛暑が続きます。熱中症・紫外線対策は万全の体制で今月も走りましょう。