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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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手遅れになる前に:速い流れに乗る意識

飯舘の冬 photo 宮本章光

流れに乗る。
こうした言葉に拒絶反応を起こしてしまわないように。と思っています。


昨日の情報はもう今日になると古くなっている。
一週間前の情報となると、もはや価値がない。とさえ言われるレベルでしょうか。

極めて流れの速い時代に入りました。
いえ、誰もがそれを「頭では」理解しているはずです。
ところが、
目の前の現実にフォーカスを戻すと、いまだに昭和の名残とも感じるような世の中が続いているこの日本。
それは企業だけにとどまらず、人の思考の中までも。

だから、
---そんな早い流れなんて知識として知っているだけでいいんだ。
---現実を見てみな、誰もそんな変化や潮流に本氣で乗ってないから...。
このように考えてしまうのではありませんか。

そうやってスルーしているうちに、いつの間にか取り残されてしまったこの国。
国とは、結局はその国の国民の「集合意識」が具現化していたんだ。と、ハッと氣がつきます。


速い流れに乗る。とは、
心拍数が激しくなるほどあくせく走り回ることではないはずですし、最新情報を追い求めることでもないと思うのです。
毎日、同じように通勤し、同じように仕事をし、同じように休日を過ごす。
この思考と行動から脱却すること、これこそが速い流れに乗る。ということなのだと。


これからの近未来は、これまでと同じ生き方は叶わない、といわれています。
--安定している企業の社員だから将来は安泰。
--安定している企業の社員だから流れに乗るなどという意識は必要ない。

確かに、貨幣経済ベースの時代にはそれが当てはまったかもしれません。
いま、
その経済が崩壊している(現在進行形・間もなく確定完了)のですから、更にその先に視点を合わせ自らの生き方を考える時期を迎えているようにみえます。

--目の前の現実が変わってきたのなら、それから考えればいいさ。
--会社(企業)の仕組みが変わらないのだから、今のところそれに従ってればいいさ。

この思考が「乗り遅れる」原因かもしれない、と氣づく必要はないでしょうか。
そうやって、
平成の失われた30年が過ぎ、きわめて重要なタイミングであった昨年2020年をキリギリス生活で流し、魂を磨いてこなかった人たち。


言われたことに従ってさえいれば「よい子ちゃん」として認めてもらえた時代。
もう終わりました。
そのようにヒツジとして生きるひとたちは、ついに「ヒツジからケージの鶏」に成り下がり、氣がついたときには身動きさえできず卵を産み落とすだけの「巨大な組織に操られる単なるマシン」になっていたこと。

まさに、
「手遅れ」「後の祭り」です。
そして、ジタバタしてももう対策がなくなり「臍(ほぞ)を噛む」(=不可能なこと)となります。
日本語には、本当に深い意味が込められています。


自分自身の意識が目の前の現実を創造する。とは、こういうことなのだ。と、ハッと目を覚ますことができる非常に重要なタイミングを生きています。
速い流れに乗るために、そして手遅れになる前に何が必要でしょうか。

皮肉ではなく、黄金時代を共に(友に)歩むために、そして一人でも多くの人たちが手遅れになる前に...。




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答え合わせはしなくてよい
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「ス」に直ることを素直という
2021/02/12(Fri) 21:17:53 | New Age

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