
学びを活かす。
そのために生まれ変わり転生を繰り返す。
ここに違和感を払拭し切れませんでした。
体という衣をお借りしてこの地で学びを重ねる。
それを糧として、魂たるエネルギー体:わたしたち本来の存在は成長を求め昇り続ける。
ところが、
体をお返しした後、再度の転生では過去すべてを忘れ去り白紙からやり直すのだと。
この形を採っている限り、過去に学んだことが活かされないのではないのか。と常々感じていました。
分かったようなわからないような、その道の解説者の弁は、
「白紙からやり直すからより大きく成長が可能になる。」と。
「すべてゼロの状態から、より高く伸びようと努力するからだ。」と。
???説得力ゼロ...。こちらの理解力が無いから...???
こういった話を聞くたびに、それは逆ではないのかと感じたものです。
過去の学びが下地にあるからこそ、その過ちや失敗を繰り返さずに成長ができるはずだ、と。
まして、より高く伸びよう...などと考えて常日頃から努力している聖人君子な人間がどれだけ存在するでしょうか。
ようやく白日に晒され始めた、一般臣民の隷属化と支配者層の世界征服の目論見。
驚くべきことに、輪廻転生に関わる部分にまで介入し、成長が叶わないように仕組まれていたことが明らかになりつつあります。
(いえ、それとて、Matrixという錯覚/virtualの中の出来事に違いないはず。)
そのような、激しく抑圧され搾取され続ける状態で転生を繰り返してみても、成長どころか疲弊が極限にまで達し、もはやこの地で生きることを望まないのが正常な感覚でしょう。
実際、現世への転生を拒む魂が激増している状況だと語られているものさえ見ることができます。
どこかの大統領が世の中を変えてくれる。だとか、必ず救世主が現れ世の中を変えてくれる。などと。
(はい、それは現実になるに違いありません。聖書を読み解くまでもなく。人類の集合意識がそれを信用しきっている限りは、それが顕現化されてゆくという法則は否定できませんので。)
このように、
地球人類の大半は、まだまだ救世主待望論と他力本願なレベルを脱していないことが判ります。
まして、隷属化の道具にしか過ぎなかった貨幣経済から脱出する意識など皆目存在せず、大金を手に入れるまであと少し!幸せに・わくわく。などとやっている現状。
そんな道具は、とっとと卒業し、そうではない世を心の波動から創り上げることが求められているはずなのに。
そして、
わたしが綴るような論説は、精神世界に「傾注しすぎた」狂った思想に過ぎない、などと蔑んでいる姿は哀れにさえ見えます。
ここでようやく答えが導き出されたのではないでしょうか。
こういった他力本願な思想を「乗り越える」ところに回答があるのだと。
もはや語り尽くされた感がありますが、そこに到達しなければ答えが見出せなかったことを実感しています。
誰がなんと言おうとも、心に描き抱くもの、そのエネルギーが時差を持ってこの地・現世に物質化・顕現化すること。
誰一人残らず、自らそういった物理法則を体現しているにも関わらず、理解できるレベルにない魂には、それを感じ取ることはおろか、その原理原則を知ろうとさえしませんし、できません。
苦しみもがき、どうすることもできない極限状態になってこそ、道が切り拓かれること。
病床に臥し今日まで命を繋いだわたしが、ここで伝えることができるはずだと思っています。
極限に至って初めて、解決策が見出される。
それが究極の学びだったことを。
そして、
ここに至ってこそ初めて、この先に望む世を作り出すにはどうすればよいか。その答えを手に入れることになります。
想念・思念が、時差をもって顕現化することを。
だからこそ、何をすればよいのかを回答として得ることになります。
なるほど、生きているうちに頭を使いなさい。
と、祖母が語ったその真意が60年近くを経てようやく理解に及びます。