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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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秋の色を感じてみる

秋の色を感じてみる

猛暑の2013年、彼岸も過ぎそろそろ秋風が心地よい季節。
秋色を感じながら撮影を楽しむ。
被写体は身の回りどこにでもある。
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気楽にスナップ撮影

気楽にスナップ撮影

何気ないスナップが楽しい。

カメラのダイナミックレンジに収まらない大きな明暗差はHDR機能を使うか、画像処理段階で記憶(希望)レンジ内で見えるように復元する。
これが画像処理の目的と本来の姿。お遊びエフェクトの適用を画像処理と間違って理解しないようにしたい。

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5秒で撮影してみる練習

Akira Miyamoto Photographs

考えすぎず、しかしいい加減には撮らない。
ここがなかなか難しい。

動かない被写体なのに、数十秒間ファインダーを覗いたままなかなかシャッターが切れない。
動きこそ命の被写体であるのに、これまたいつまでもシャッターが切れない。

「ピンときた」瞬間にシャッターレリーズできればそれがキッチリ写るのが写真である。
なので、その瞬間を感じる心を持つよう心がけたい。

ピンと感じたシチュエーションがあれば、その後5秒以内で撮影する練習をしてみる。
これはイイ!と思った瞬間にがむしゃらにシャッターボタンを押すのではなく、5秒かけてみる。
だが、5秒以上は時間をかけない。
随分と効果があるはずだ。

2秒あれば、構図の四隅を見渡しバランスを見極めることができる。
更に2秒あれば、露出を意図した結果が出せるように設定することができる。
最後の1秒で、フォーカス位置を決めシャッターレリーズ。

もちろん、瞬間を狙わなくてはならない被写体はそんな悠長なことは言ってられないので間髪を入れずレリーズしていただきたい。
上記内容はあくまでも練習をする時に限る、ということをお忘れなく。
撮影の失敗が発生しても一切の責任は負いません。

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画像処理の目的は階調を豊かにすること

振り袖イメージ
「画像処理とはチープなエフェクトを適用することではない」
と、先般の記事を書いたが、そう誤解している人たちが増えるばかり。
彼らはそれがスタンダードなのだから、そうではないことを伝える人が居なくてはならない。

画像処理の目的は、カメラの設定や操作だけでは絶対に追い込めない階調の表現を煮詰めることにある。
カメラの設定を変更する、操作する、といった要素は、概ね露出(シャッター速度、絞り、ISO感度)に関することと、画角を考慮したレンズ焦点距離の選択、そして見栄えを左右する重要な光線の具合、最後に構図、でほぼ決まる。

しかし、こうした部分をどのように操作しても、照明を完備したスタジオ以外では階調を自由に操ることは難しい。
「暗めのイメージ」が欲しい、といった例を考えるならば、露出をマイナスにする操作を行うものの、それだけでは「単なる露出不足」で「暗いだけの写真」になってしまう。
明暗差、階調をコントロールすることで、暗めの印象を維持しながらもハイライトにメリハリをつけシャドウを潰さない、といった表現が可能になってくる。

この振り袖のイメージでも、室内の明かりを落とした周囲が暗い印象を維持しながら、金糸の輝きやハイライトの落ち着きを見せることが可能になっている。
(少し極端に処理しているので若干の違和感が残るが)

画像処理を行う前の撮影時点での写真は、もっと暗く明暗差も強く、高級感を感じることは困難な状態だが、処理後はゼロが二桁違った価格差を感じさせるものに生まれ変わる。(これは実際に高価なもの)

写真の画像処理とは、こうした目的のために行うものであり、プリセットで用意されているチープなエフェクトを当てがうことを画像処理と呼ぶのではない。
カメラと言えばスマホに標準で備わっている、ものしか知らない人たち。
画像処理と言えば、エフェクトで極端に階調を破壊しカラーバランスをメチャクチャにしてそれがカッコいいと思っている人...。

平成の主役たる彼ら、彼女たちの「階調」に対する感性を台無しにしないために、間違った画像処理の認識はあらためるべきではないだろうか。
そして、階調表現のポテンシャルを知る世代の人たちは、それを後世に伝えなければならない。
知らない世代は、教えてもらわなければいつまでも知らないのだから。

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