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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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写真展会場でお会いしましょう!

宝塚ホテル写真展2009_宮本陽.jpg

明日から8月。恒例の「宝塚ホテル 電車とバスの夏祭り」は8月2日に開催予定。
会場の一角をお借りしての阪急電車写真展。今回もご要望にお応えして開催します。

今回は過去に撮影したものから10枚を選び、各写真に撮影時のシチュエーションや、役立つ撮影技法などの簡単な解説を同時掲載する予定です。

大変好評いただいている「写真教室」では既に多くの修了生を送り出しています。
その教室でもポイントとしてお伝えしている露出や色に関する事項を、阪急電車の撮影という観点から検証してみたいと考えています。

ポイントは、「光の向きとその性質」をどのように活かすか?
教科書的な写真は一枚もなく、多くの写真は、夕刻の僅かな「大変印象的な時間」に撮影したものばかりです。
「大変印象的な時間に印象的な写真として伝える」ための、私の一つの方法をご覧いただければと思います。
もちろん、恒例の過去展示パネルの販売も、この日は会場に出張します。
同時に、「今回展示のパネル」も、当日にお譲りすることにしました。会場で「私に」ご連絡ください。

P.S.
昨年は極めて多くの方にお越しいただきましたが、ご挨拶もできず失礼した方が数多くいらっしゃいました。
慌しい状況かと思いますが、是非お声がけください。
それでは、会場でお会いしましょう!

サーバー移転

Photo and Message 宮本 陽 ブログのサーバーを移転しました

煩雑に入り組み、飛び地に散らばったコンテンツデータの一元化に取り組んでいる。
フォトブログ "Photo and Message" も、私の事業 : And EM (アンド・エム)のサーバー内に移転した。

しばらくは旧URLからリダイレクトされ、自動的に新URLに展開するが、この記事をご確認いただいた時点で、このページを再ブックマークしていただけると有難い。
(特にケイタイよりアクセスしていただいている方は、いずれ突然アクセスできなくなる日が来ますので...お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします)

初めからドメイン取得し満足のゆくサーバーをレンタルしておけば済む話だが、それ以前から蓄積されているコンテンツは、継ぎはぎだらけになっているため、タイミングを見計らって統合・移転しなければならない。

仕様が異なったりすると記述変更や属性設定など、目に見えない手間がかかる。
それなりに判っているつもりでも作業が続くと疲れるもの。

目に優しいお花で一休み。
ワイヤレススレーブストロボ使用。絞り優先AE +1.3EV  EOS40D 内蔵ストロボ併用 調光補正マイナス1.3EV。 50mm/1.4 f3.5。
パフォーマンスモデルのボディでも、光を意識し活用すると、目に優しいお花がスグに撮れる。

エコカーが売れているらしい

ペーパークラフトの車・これもエコ?

世の中「エコ」流行(はやり)のようだ。

というか、そのように一部の人間が仕組んで、そのような流れになるように作られていることに意識が及んでいないだけなのだと思うが。
今回は、特に太平洋の向こうにある国の影響を知っておく必要があるはずだ。

...というような、経済記事を書く能力は無いが、何かが流行るのはその元で流行らせる人や企業(あるいは政治力の及ぶ何か)がある訳で、物事の一面だけを見てそれが全てと思っていては判断を誤る。

で、エコカーがトップセラーらしい。
ガソリン消費が少なくていい。確かにそうだろう。
でもエコカーは車重が大きい。重いのである。同クラスの乗用車と比較しても3〜4割は重い。
車の世界では、軽くすることが技術アピールの一つだったと思うのだが...。

自動車競技の世界では、ネジのアタマをコンマ1ミリ短くするようなレベルで軽量化し技術の粋を集めた。早すぎるチームにはハンディで重りを積まされた。
金属から樹脂になったパーツは軽量化と同時に強度もアップし、エンジニアリングの世界の技術開発を推し進めた。

で、エコカー...。
ハイブリッドの技術は進化したかもしれないが、片や、道路舗装を痛める「道路破壊率」は上がるに違いない。
そもそも、重い貨物車がなぜ有料道路の通行料が高いかを考えても、重いことがどれだけ環境を破壊することになるのかを忘れてしまっている。
それに、バッテリーやその他関連部品のコスト、その環境負荷については一般市民は知ることもできず、また知ろうともしない。

先般の記事にも書いた「原子力発電はCo2を排出しません」というCMと、どこか似ている。

今日の一枚。2001年2月6日撮影。
当時の同僚が一晩かけて白紙から創り上げたペーパークラフト。
8年半の歳月を経て、イラストレータと格闘した徹夜の努力がここで称えられることになった。

物事の一面だけを見て、対極にある事項を忘れないようにしたい。
で、今「エコカーが売れているらしい」...。

間違った「ボケの認識」

単焦点はボケを意図的に表現するためのもの

せっかく単焦点レンズを入手しても、その使い方を間違っている方が多い。
-----「お花を撮っても花びらの向こう側がボケるんです」
-----「全体にボヤっとしてしまってハッキリしないんですが」

こうした声が出る時点で、使い方を誤っているということだ。
一件めの話では、絞りを開け、花びらに近寄るほどにその差が大きくなる。絞り込んで行くほどにボケ量は減るが、しかし皆無にはならない。
そもそも「そうした表現意図のため」に単焦点レンズを使うのである。

二件めの話では、大口径単焦点を開放で使うとそのような絵になることが多い。
よく聞くと、暗い場所でも開放ならシャッター速度が稼げるから手持ちで写せる...ということで単焦点を使っている。これは本来の使用目的が間違っている。
絞りは、シャッターを稼ぐためにドンドン開けて行く訳ではなく、前後方向でのフォーカス範囲(被写界深度)をコントロールすることが本来の役目だ。

いずれも、本来の「単焦点レンズを使う意図」とは異なった目的に利用しているための結果である。
そして「単焦点はボケる」--->「ボケる写真は良くない」--->「だから単焦点はダメ」という潜在意識を刻み込むことになる。
ボケているのが悪とされるのは、ピントが甘いボケ(=失敗)か、あるいは手ブレ(=失敗)による現象であって、意図的なボケによる表現は対比を語る上で不可欠である。

完全に間違った「ボケの認識」を持つことは避けたい。
だいたい、ボケをキレイに出すために大枚をはたいて単焦点レンズを手に入れるわけで、ボケる絵が嫌ならケイタイカメラで撮れば向こう側もほとんどボケない。
また、手持ちで撮りたいなら、ISO感度をドンドン上げれば良い。
「でも感度を上げるとザラつくから嫌なんですが...」という声が聞こえてくる。
じゃあ、三脚固定でしょ? ってことだ。

まさしく、カメラに対し「道具」ではなく「家電製品」的な答えを求めているように感じてならない。
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