SMT-II

2004年7月撮影のSMTシリーズになったが、この日の撮影では自分なりにお気に入りのカットが結構ある。
鉄路系でカメラを持つと俄然意欲が沸くのはある意味有難いことである。
ホームには乗車直前にしか入れなかったのは前回に書いた通り。
「それならどうやって撮影するの?=駆け込み乗車?」
と、ご質問を頂いた。
ハイ、簡単ですね。
降車時に撮ればイイんです。
というわけでこのカット。
ホームでの撮影者はこの国に国籍の無いであろう人ばかり。
左端のコンデジモニターに見入る親子は、裕福な中国人だろうか?
お決まりの黒革靴だったが、砂埃で汚れてはいなかった。
輝くボディに写った撮影者と一組の親子。
白い外光に溶け込むやわらかいボケに加えハイライトが飛んだ先頭車両。
(大伸ばしにしてお部屋に飾りませんか?ご希望なら...ご連絡を!)
50mm/f1.4 (f2,1/200,ISO200) の撮影データが残っている。
SMT (Shanghai Maglev Transportation)

2004年7月17日、上海リニアの画像である。
時速431km/h で走る世界最速の乗り物(地上公共交通機関)とされていた。
2年経って今はどうなっているのだろう?
発車の直前にならないとホームには入ることができなかった。
この画像は最後の乗客が乗り込んだ直後の撮影。
日本では、未だにこの速度で走行する列車は営業運転されていない。
安全性や採算性などバランスをとるべき課題は多いかと思われる。
が、2年前に既に実用化されていたその事実は否定できない。
これが国力ではないのか?
facsimile

今も現役
古いファクシミリ。
感熱ロール紙なんてもう時代遅れ?
保存性への考慮は皆無、夏場は一日で文字が褪せる。
が、私の作業環境ではファクスの重要性は低下する一方である。
新たに投資する対象にはならない。
メールやweb活用に消極的なクライアント向けのインターフェイス
と言ってしまうと語弊があるだろうか?
照明を落とした部屋で50mm/f1.4 で撮影するとこんなイメージになる。
悪くない...。
for me?

止まれ
と、突然命令されたように感じた。
こちらの方向に対しての注意喚起ではないのであるが...。
アスファルトのひび割れが、
こちらに向かって強烈なメッセージを発しているかのようだ。
principle ?

最近、圧倒的に縦構図の撮影が多い。
感覚的には無意識に近い。
縦で撮るか? 横で撮るか?
などと考えることは撮影時には僅少である。
教科書通りであれば、これは横構図で全編成を入れるものだろう。
6連なので末尾が切れることも無く、すっきり収めるのは何ら問題ない。
が、ここは朱塗りのクレーンを大きく入れてみたい。
それに、右下の高架部分は入れたくない白い面である。
原則はこれだから...、
といった思考は、時として障害になることさえある。
a cactus, next.

続いて薄いピンクの花。
それぞれ別の鉢植えなのだが、時期を同じくして開花する。
先般の「
とけい草」といい、このサボテンといい、植物の時計がここまで正確だとは...。
a cactus.

今年もサボテンが花を開いた。
一晩限りの美しい姿。
横に置かれた別の鉢の株からも同時に咲くその神秘性。
白い花弁がまぶしい。
wash his face

彼らは......
庭を荒らす厄介者であり...
屋外給湯器の配管スチレンをツメ砥ぎの対象にしてしまう問題児でもある。
だが
こんな姿に
ついレリーズ。
banquet

ブルーのテーブルクロスとオレンジの花びらが成す対比が美しい。
これから始まる宴に期待が膨らむ...。
a lonely life

夕暮れ。
この方は一人暮らしなのだろうか?
ゆったりとした夕刻のくつろぎとは全く異なる空気がここに存在した。
愛犬との散歩の中に、この方は何を見つけたのだろうか?
spam!

酷い。
フィルターリングされ、サーバー上で削除されるメールが日に約100通。
これでも、僅少ながら読む人がいるから根絶できないのではないか?
メールはまだしも、ブログにスパムレス投稿されるのは辛い。
renewal

今月初旬のスパムトラックバック削除以来、phpプログラムのエラーが頻出。
同時に皆様に記載頂いたコメントが一部消失するトラブルが発生。
5月までのログはバックアップがあり復旧済みですが、今月分のレス記事が復旧不能となりました。申し訳ありません。
作業に合わせ、デザインの変更を行い季節感を出してみました。
今後とも当サイトへのご訪問をよろしくお願い致します。
a bell

Bell
女性の名前を連想する響き。
このベルを次に響かせるのはあなたかもしれない。
ファインダー越しにお会いできる日を楽しみに...。
Port liner#2000

ポートライナー新型車両。
2月の新線開業以来、市街中心地と空港を結ぶ主要アクセスラインとしては大躍進。
だが、増備された同型編成の活躍はあまり多くないようだ。
終着駅間近では、市街地の中に溶け込みその存在を意識することもない。
手前の歩道橋と路線を重ねて見ることが出来る場所。
ここも跨線橋の上である。しかも市街中心地。
300/f4の白レンズを一脚に立てて撮影する姿は奇異に映っただろう。
「この人、いったい何を撮ってるの?」
答えは、この画像。
これも私の一つのお仕事である。
expectations

あるレストランのテーブル。
簡易な食器が積まれただけではあるが、これから運ばれてくるであろう料理にイメージを馳せる。
携帯カメラではこの雰囲気を取り込めない。
50mm/f1.4は、こんなときに活躍する。
背景ボケだけでは語れない空気感。
もう少しクロスを写し込んでも良かった。
食欲よりもシャッターレリーズに意識が移っていた私の期待値は、右上45度の角度となって現れた。
No imagine

携帯画像シリーズ。
軽車両進入禁止?
禁止はしていないのだろうが、速度を落とす、あるいは注意を喚起するための制限物として設置されていると思われる。
そこを小学生くらいの自転車少年が、速度を落とさず見事にすり抜けて行く。
接触すればかなり大変なことになるであろうことは予想されるが、そんなことはお構いなし。
彼のイメージには、失敗する場面は用意されていない。
そして私も、その見事なスルーシーンを画像に納めようと先読みする想像力を用意していなかった。
oldest teahouse

携帯画像シリーズ。
幼少のかすかな私の記憶に残る浜辺の茶屋。
この茶店から手前側は、かつては海へと続く砂浜であったように思う。
約40年の年月と共に砂浜は堤防に姿を変え、その堰堤の先は、更なる月日の流れのうちに高層住宅の立ち並ぶ町となった。
この町が出来て既に30余年が経つ。
堤防に視界を遮られながらも残る一軒の店。
海辺の水遊びの記憶は、はるか昔に遡る。
この店で冷たい飲み物を口にした想い出。
砂浜と店を行き来した記憶が断片的に蘇る。
既に真夏かと思われる今日の暑さに、幼少の記憶が蘇った。
砂浜を歩く靴に砂が入って嫌だった記憶まで...。
過去の記憶を呼び起こす建物は、この店以外にはもう無い。
banner

各地で新たな施設のオープンやイベント開催時には、キャラクターやロゴを制定する場合が多いように思う。
が、今年開港した神戸空港は、どんなロゴだった?キャラクターって居た?
と、思い浮かべることができない。
いずれも無いのではないか?
愛称は「Marine Air : マリンエア」とされているが今ひとつアピールしていないように感じる。
ターミナル会社のweb siteには、それらしきものは一つも見当たらないし、神戸市みなと総局のweb siteに(おそらく誰しも)見たこともないようなロゴ風のものはあるのだが...。
この画像は、開港後3ヶ月半が過ぎた6月3日、ある場所に掲出されているバナーである。
何の飾り気もない。
しかし、ストレートに訴えるものがある。
カラー、フォント、イラスト。
2月を目前にした時期には、あらゆるところに種々雑多なバナーが乱立した。
いずれも統一感は皆無であった。
何か一つ、統一イメージを持たせてそれをアピールすれば良いのだが。
今からでも遅くはない。
直球ストレート的なこのバナーを広めてみてはいかがだろう?
官・民問わず、無条件に何か一つを支持する。
版権?費用?
そんなことばかり論じているうちに、陳腐化してしまう。
物事すべてにタイミングがあるのだ。
私は、このバナーをケイタイで撮影した。
そしてこのコメントと共に公開する。
先般の
【Positiv thinking!】(5月26日)をお読みいただいただろうか?
私は良いと感じたもの、美しいと感じたものを広めて行きたい。
Intel(R) Desktop Control Center

PCの話もたまにはアップしてみたい。
D975XBXにデュアルコアのCPUを組み付けた。
高嶺の花であったブランドMBである。(かなり過剰品質だとは思うが)
IntelのMBは、安定性はピカイチだが遊べない。
と言われていたが、こんなソフトがweb経由で入手できる。
起動時エラーが出て稼動させるまで時間がかかったが、パフォーマンスカウンタ関連のレジストリを変更することで、無事にこの画面にお目にかかることができた。
システムをかなりいじっている人以外には無縁のレジストリ。
この記事をGoogleが拾ってくれれば、同ソフトが稼動せず困っている人の一助になるかもしれない。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PerfOS\Performance\Disable Performance Counters
この値を「0」にすることで私は解決した。
(この記述に関するすべての扱いは自己責任にて。当方は一切関知しません)
このソフトは最新BIOSを要求し、また限られたマザーボードでしか稼動しない。