わたしたちはいつでも完全な状態

なんら不足なく、なんの不満もなく、物質的には何ら不便を感じない世の中です。
もう欲しい「モノ」はほとんどない。それが多くの方々の感想でしょう。
ところが、
物質的に満ち足りてきますと、退屈するのか飽きてきたのか。その平衡状況から抜け出したくなるのです。
わざと不満を作り出すように。
故意に不便を味わうように。
そして、それがそのまま心に伝播するうち、あらぬ方向へ意識が一人歩きしはじめます。
--- うまくゆくわけがない
--- 満ち足りているはずがない
そんな思考を試したかったのですね、最初は。
満ち足りた状況に飽きたから不便を味わいたかったのですよね。初めは。
いずれドップリと泥沼に両足を捉えられ抜け出せなくなります。
泥沼にハマっていることさえも忘れてしまい認識できなくなります。
苦しみや不便・恐怖の負のスパイラルは、負が負を呼び永遠の底無し沼に堕ちてゆくのです。
学びと成長のために、自分から立候補してこの地での体験を希望しました。
二極化と二元性の世界を味わうために。
それが大きな成長になるからだ、と。
重要事項説明書には、赤い文字で目立つように以下の文字が書かれていました。
「99パーセント以上の確率でその泥沼から抜け出せなくなるリスクがあります」
「抜け出すには自分自身の心の潜在能力を使う以外に方法はありません」
「どれだけ苦しんでも救助・救援は一切ありません」
「何度も氣がついたと錯覚しますがそれでも次々に卒業試験をクリアしなければ脱出不可能です」
了解する、にチェックを入れご丁寧にサインまでしてこの地に降り立ったのはわたしたち自身。
あれから40年!
ではなくて、数万年でしょうか。
いえ、数十万年輪廻を繰り返していたという人もあるのかもしれません。
もういいでしょう?
もうたくさんでしょう?
わたしたちは、一人残らず、
みんな優れた存在。
みんな最高の存在。
そして、
いつでも全て揃った状態。
いつでも完全な状態なのです。
そんな訳ない。
このように感じ、このように錯覚するようにプログラミングされています。
だから、その常駐アプリを削除するだけ。
それだけです。
わたしたちは、
いつでも完全な状態、いつでも完璧な状況。
数年経ってもあるいは数千年経っても、土に帰ると芽吹く植物。
芽を出して新しい環境で生きてゆく。
そんな植物を目の前にして、恥ずかしくない人間でありたいものです。
この場で、ともに同じ方向のエネルギーを束ねていただけるみなさま。あらためて貴重なご縁に感謝申し上げます。
併せて、常に強力な導きのエネルギーを送り続けていただく諸先輩方・高次存在への感謝の言葉を忘れぬように。
ありがとうございます。感謝しています。
弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2022/09/15(Thu) 10:50:28 | New Age