違和感を拒否する直感の落とし穴

落とし穴シリーズができそうな感じです。
直感に基づき違和感を感じる感覚から離れます。結果として心地よさを追求し波動を高くキープできる。とされています。
ここまでの文言に嘘・偽りはないものと思われます。
実際にそれを実践し体感している方々が多数いらっしゃるはずですし、自分自身もそれを続けています。
ところが、
落とし穴はいつの時代にも、そしてどのフィールド、どのフェーズにも存在しています。
いえ、もしかすると、落とし穴だと認識しなければ落とし穴にならない。といったパラドックスかもしれません。
大前提として、現時点でのわたしたちは「借り物としての肉体を保持し」「物理次元の社会に存在」しています。
睡眠時にはアストラル界への旅が実現するでしょうし、また今後はそうした世界が主軸になる時代が来る、と伝えられているものの、覚醒時にはこの物理次元でこの体を管理運用しなくてはなりません。それがこの地での目的であり、その体験を積むことが必要だったからです。
ここまではスムーズに理解が進むはずです。
問題は、
物理次元の社会性を維持している覚醒時であるにも関わらず、とにかく「違和感手放し・違和感キライ・違和感から逃げる」といった、ある種のワガママ放題のようなアクションを取ることで、どういった事象がこの物理次元に起きてくるのか。という部分です。
波動を高く維持するための感覚として極めて有効な「違和感というセンサー」を、直感に基づいて最大限に活用することそれ自体は誤りではないでしょう。ところが、違和感の元になる原因を知り、それが発生した根幹の部分を認識する、といったところが置き去りになっていないでしょうか。
はい、違和感があるのならそこから逃げるが勝ち。それ自体は正しいでしょう。
でも、目の前には違和感しか存在していないのですから、目の前の風景を全否定してしまうと、残された道が消滅してしまいます。自分の存在さえも否定しなくてはなりません。
目の前の混乱や違和感は、過去から蓄積された人類の集合意識がタイムラグによって後から具現化した結果だ、とされています。
よって、いまこの瞬間に意識のフォーカスを変え「そこから離れた高波動」をキープすることで、以降は次第に風景も変わるのですよ、といわれているのも間違いではないでしょう。
戻します。
違和感とは、過去から蓄積されたよくない結果にシンクロした感覚である。と、まずここを押さえます。
そして、それが創り出された原因と理由を考えます。人類が権力者により抑圧・従属化させられてきた社会があったことを知ります。その根源には、貨幣経済と教育システム、メディア支配から石油利権・医療利権に繋がるピラミッド構造の社会がありました。
いま、この仕組みをリセットする動きが起きているのですから、崩壊に至るまでは徹底的に混乱が続きます。決して元には戻りません。ここを履き違えている人達は別ルートのレール上・近未来に消滅するタイムラインに乗っておりそこには決してフォーカスしないことです。
但し、ここが最重要ポイントになると思われるのですが、
いま、この世を生きている限りは、その混乱や違和感を一旦受け止める必要があることです。
「受け止める」と「受け入れる」とは違います。これも勘違いが起きやすい点かもしれません。
一旦受け止めないことには、それを認識できないのです。
認識さえもせずに、違和感拒否・違和感手放し...だけに邁進してしまうところに落とし穴があるかもしれない、ということです。
結果として、
すべてを否定し、八方塞がりになっている人達の姿が見えるようになってきました。
わたし自身も、つい昨年に陥りました。四面楚歌に加えて五里霧中。手の施しようがありません。
意識をポジティブに保って、高い意識を維持しながら...、とここまでは気分良く進みます。
しかし、見える風景が混乱だけしかないのですから違和感ばかり、そこに心地よさなど見いだせません。そしてそこから離れる・逃げるが勝ち。
と続けていますと、現実逃避にしかならない道に迷い込むリスクがあるのです。
物理社会との接点である覚醒時の感覚と、そうではない心の中の心地よさの追求としての違和感手放しと。
これらをうまくバランスさせることが求められます。
なぜなら、
いまこの場では、わたしたちはこの体の管理責任者なのです。この借り物たる肉体を満足に使いこなせずして、どうしてより高い心の次元を渡り歩くことができましょう?
すべては、さまざまな体験を積むことが目的であった、と、言葉の上やアタマの中の理解ではなく、心底からそれを感じ・体感し、精進を進めたいものです。
この記事が、落とし穴にハマってしまった人たちの足元を照らす光になれば、と思っています。
社会の混乱、それはもはや過去になりました。今後消滅が確定しているタイムラインからは卒業したのです。
過去アーカイブは大量に残していますのでどうぞご自由に。
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◆【直前記事】
謝る勇気・赦す寛容
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夏の色・体は借り物
2021/07/24(Sat) 11:04:34 | New Age