この先は心に意識を

これから先の時代には、心の中の意識が重要になる、といわれます。
あまりにも漠然としすぎて、何が語られているのかがよく見えません。
現状の「膿」を切り捨て、新たな世界に生きるためには「魂のレベルを上げる」必要がある、とのこと。
幸か不幸か、現在のこの国においては反面教師が溢れているので、この現状と正反対に向けばよいのだろう。ということまではイメージできます。
現在までのこの数百年間は、
数・量・物質といった、計測できる数値を拡大し、最大化することで進んできました。
---売り上げを拡大し続ける。
---利益を増大し続ける。
そのために、コストを削減し顧客を増やし...といった施策が取られてきました。
和多志が企業に在籍していた時期の実体験でも、
拡大・最大化のみに基づく予算が策定され、あるいは、そのためのコスト削減の追求ばかりであり、気がつけば「ユーザー・顧客」は重要ファクターではなくなっていました。
予算達成できなければ、罰則・あるいは大きな経費の自己負担...。
そして、これを成果主義と呼び、最終的には社員というリソースを使い捨てにしてきたのです。
このような一方通行でしか語られない成長路線に陰りが見えた時点で、この社会とりわけこの国では、他の方向を模索し、方向転換する。といったアクションがとれなかったようです。
その結果、
数字を取り繕うために「数値を捏造」し、虚栄に満ちた企業成績が作り上げられ、最終的には聖域であるはずの品質まで偽装してしまう。
こうした状況に陥り破滅の道に進みました。
この最大・最悪の結果が今の社会であり、今だけ・カネだけ・自分だけ...。の言葉に示されるように、もう救済不可能なところまで堕落したと感じます。
更には、一個人レベルにおいても、
---Twitterやfacebook、Instagramでどれだけ多くの「いいね!」が集められるか
---Youtubeでどれだけ多くのフォロワーがいるのか、TikTokでどれだけ再生されたか...。
このような指標=数値最大化ばかりに関心が集まり、果ては、経営コンサルタントに至るまで「数と頻度こそパワー」などと語ったものです。
中身はなくてもいいんだ。再生回数が増えれば広告収入に繋がる...。まずは数を作ってから言え!
これでいいのだ。と。
しかし、バブル崩壊...ならぬ、「数神話・数信仰」の崩壊がついに始まったようです。
これぞまさに、
「心の中の意識が重要」な時代なのだと言われる所以でしょう。
数を追い、数を最大化する時代の次にやってくるもの。
それは、魂の時代。
文明研究・評論家の言葉を借りるまでもなく、数信仰・数神話にいつまでも頼っていると、もう魂レベルから崩壊しますよ。
ということなのです。
数を追う社会を作り権力者が潤うための
・金融システム、は崩壊し
・人民を制圧する道具として機能した「宗教・天皇」も崩壊しました。
いつまでも感染者数を追いかけ、二次感染が怖いから...とマスク警察をやっている。
将来を担う子供たちの健康、最悪命に関わる悪影響があることまで強要する大人たち。
そして、それが規則だから、会社の学校の方針だから...。
(ウマシカ)な思考しかできない人間は、これからの時代には生きてゆけず滅ぶ魂の筆頭でしょう。
和多志はお先に失礼いたします。
2020/07/10(Fri) 10:56:27 | New Age