スマホカメラも自分で明るさを決める

何も考えず、何もせずに撮れるのがスマホカメラ。
この言葉が示すように、機器の操作に特別な意識をしなくても「カメラを向けてシャッターを押すだけ」でキレイに撮れる。
こうしたコンセプトは一つの方向性としてアリだと思う。
しかし、誰が撮っても似たような絵になる。
だから意外性を狙うフィルター?
けれど、プリセットで用意された種類の中から選択している以上、これもまた人と似たような絵にしかならない。
写真の面白さに気づいた人たちの一部は、コンデジやミラーレスカメラ、更には一眼レフといった、もっと「操作を楽しめる」機器に移行することもあるだろう。
が、写真の楽しさを知らずのまま、撮影趣味から離れる人も多いはずだ。
残念な展開を避けるためには、「自分で操作し意図する結果を得る」体験をしてみたい。
まずは明るさを自分の意思で調整してみる。
それだけで結果は変わる。
尚、スマホカメラのセンサーは明暗差許容範囲も狭くAuto露出が最適であるケースが多い。
自分で調整した結果、明るすぎ・暗すぎ、で失敗となるリスクは高い。責任は持てないので念のため。
「自分で操作し結果を変える!」といった部分の楽しさを知って欲しいのである。
2015/11/12(Thu) 21:00:15 | Smartphone Camera