プリセットフィルターの限界

このBlogで頻繁に話題に上るスマホのプリセットフィルターやエフェクトについては、かなりネガティブな認識を持っているが、それが良いか悪いか、といった議論をするものではないこと、毎回始めにお断りをしている。
そもそも「これはいいね。あれもいいね...。」と八方美人的に書いていると、結局そのBlogオーナーの顔が見えなくなる。
HDR OnのiPhoneカメラで撮影、Photoshopにて調整。
元がOne Shotのデータなので広大なダイナミックレンジを凝縮した処理ではないが、望めばこうした結果も作り出すことは可能になる。
このような処理プロセスを知らなくても、スマホにあるプリセットのフィルターを適用すれば似たようなイメージを手に入れることができるかもしれない。
それも一つの楽しみだろう。
ただ、「どのようなパラメータをどう処理すれば、どの部分がどう変化するか?」
といったディレクションができると、プリセットにはない望む結果を手に入れることができる。
フィルター万歳!だった人がSNSから姿を消しBlogも閉鎖。
もう写真から離れてしまったのだろうか?
濃い味や意表をつく結果だけに頼ると、飽きるのも早いかもしれない。
写真趣味は、気長に、いつまでも楽しみたいものだ。
2015/11/08(Sun) 21:00:04 | Img Processing