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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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自分の目で撮る

桜の季節阪急電車
鉄道写真を撮ろう!を開講したので、少し鉄づいているかもしれない。

標題の「自分の目で撮る」。
光学ファインダー(ミラー、ペンタプリズム等、光学系のみの反射・屈折により肉眼でリアルタイムに像を確認できるもの)を備えているのは、従来からの「ミラーあり」の一眼レフしかないため(学術分類や二眼はどうなる?という論議はここでは省略)、こうした構造を持たない他のカメラを使う限りは、自分の目で直接被写体を見ることはない。

コンパクトデジカメもスマホカメラも、そしてEVFをファインダーとして備えるカメラも、すべてレンズからセンサーに届いた光を一旦信号に変換した後、再びモニターに表示しているので、僅少とはいえタイムラグ(遅延)が発生してしまう。

このモニター表示された像を見ながら撮影している限り、早い動きを伴った被写体は狙った瞬間を捉えることが難しい。上記タイムラグのため、モニター表示された時点では実際にはすでにもう少し時間が先に流れている訳である。

だから光学ファインダーを備えたカメラじゃないとダメ、と短絡的な結論を導くのが本題ではないので、ここでは「自分の目で撮る」ということを考えたい。
タイムラグがない「実際の被写体」を「自分の目で」見てタイミングを図る。といった方法も存在する。

当然シャッターレリーズのタイムラグもあるし、さらにシビアな追求をするなら、コンデジやスマホの画面を見ていないので構図も微妙にズレるだろう。しかしそれらの誤差は、モニターのタイムラグを補って余りあるのではないだろうか。

走り去る車両をiPhone5カメラ(Camera+)で狙った。実際にはあと少し左右方向の余裕がある。が、その左右部分は2:3の構図に仕上げる段階で切り落とした。
モニター表示の絵を見るのではなく、実際の被写体を見る。
動きものの歩留まりが少しは上がるのではないだろうか。
撮影をもっともっと楽しみたいものだ。
2013/04/09(Tue) 22:35:59 | Smartphone Camera

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