一手間だけ追加してみる

昨日のステップアップクラスでの撮影より。
ステップアップクラスでは、一工夫、一手間だけを追加して「より魅力的な写真」を撮る体験をしていただいている。
今回もポイントとなる「光の質」を意識してみた。
基礎クラスの授業では悪者扱いされている?内蔵ストロボでも、ここまでの写真がアウトプットできる。
手のひらサイズほどの晒一枚で、ストロボ部分を覆う。
被写体奥の上面にはレフ板一枚。
最後に、マニュアルホワイトバランスでその場の色に合わせる。
bodyは、既に引退の老体 EOS 40D。
lensは、50mm f1.4 をf2.2に絞った。
そして驚きの内蔵ストロボ発光で...。この一枚。
もちろん、高価な照明機器を厳密に設置したものと同じになる、とは言えないが、光をやわらかく回してやることでこのイメージが実現する。
Hさん(パンのご提供有り難うございます)オススメの”アーモンドのパリパリ感”は伝わるのではないだろうか?
高価な機材をまず揃えてカタチから入るのがだダメだとは言わないが、光の性質を知らずして「機器・機材コレクター」で終わる人は、前の記事にも書いた「使いこなし」とは無縁の世界で迷走することになる。
昨日も「撮影が楽しい!」「撮りたくて撮りたくて!」との皆さんの言葉をいただいてクラスを終えた。
2011/05/29(Sun) 15:16:04 | lens