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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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道具に向き合う心構え

MDR-CD900ST

多くの方が勘違いする事項。
それは道具に対する心構え。

仕事で使う場合には「荒っぽく・ぶつけたり放り投げたり」しているように思われている。
だが、それは大きな間違いだ。

よくメーカーがPRの一つとして、堅牢性や耐久性を大々的に謳うので、業務使用の場合には誰しも荒っぽい使い方をしていると勘違いされる。
これはむしろ反対で、仕事で使う道具だからこそ丁寧に扱うのは基本中の基本である。
荒っぽい扱いをしてトラブルが起きると仕事を遂行できない。

出来れば雨の中では使いたくないし、潮風を受けるところも避けたい。
なのに、無理にそのような環境で使ってトラブルを誘発させるような人たちも存在しているようだ。そして、メーカー批判や機器批判をする。
あるいは、トラブルにならなくても、そんな過酷な条件でプロは仕事してんだよ!とアピールしたい一握りの人たち...。

幼少期に初めて買ってもらった「ゴム長靴」が嬉しくて、わざわざ選んで水溜りばかりを歩いた経験は誰しもあると思うが、「無理に」道具を傷めることは愚かである。

その環境でなければ仕事が遂行できないのか?
その環境を避けることで違う提案やアウトプットができないのか?
こうした思考をアタマの中で一瞬でも考えることさえせず、これしか方法がない...的な行動に終始し、これだけキズだらけなんだぞ!と武勇伝にしてしまう一部のプロが存在するから勘違いが蔓延する。またそれがカッコいいと思っているから驚く。
キズが増えるのは事実だが、それは使用時間・回数が極端に多いために必然的に増える訳で、荒い扱いで増えたものではない。


昨年は、多くの生徒さんの機材購入のご相談に回答させていただいた。
それと同時に、機器に不要なストレスがかからない置き方などにも言及している。

一人でも多くの方が、道具を大切にする気持ちを忘れないでいただきたいと思う。
プロは決して荒っぽい使い方をしない。仕方なくそうなってしまう環境もあるのは事実だが。

(こう書くと、今度は防湿庫から出せないとか、埃がつくから使わないとかの意見が出てくる...直前の記事に書いた「On,Off」の両極端思考だ...。これは違う。)

Lumix FX100 f5.6 1/8 ISO200 MWB 卓上蛍光灯1灯 型番部分にスポットレフ
2010/01/04(Mon) 15:50:08 | others

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