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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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奥からの光を使ってみる

P1030011-1.jpg

少し硬めの記事が続いたので、鮮やかなお花を一枚。

玄関先で咲くサボテン一輪。
やっぱりコンデジでの撮影になった。

玄関先なので、光は屋外である「向こう側」から当たっている。
いわゆる「逆光」状態。

逆光で撮ったら真っ黒になるからダメ...。
と教えられた方が多いのでは?
確かに、奥の眩しい光を受けてカメラは目を細める。
だから露出不足で暗く・黒くなってしまう。
その状況を「意図的に崩し」て、もっと明るくなるよう露出を加えて撮ることでこの絵になる。プラスの露出補正である。

最近はカメラ側で補正するモードを備えるものもあるが、ハイライト部分が露出オーバーで飛ぶのを防ぐような配慮がされ、階調や明暗差のデータをいじっているように見える。

カメラは「道具」ではなく「工業製品」になってしまったようだ。
しかし、光の状況を読むのは撮影者の感性に委ねられている。

「奥からの光」と「プラス補正」。
この二つで一味違う写真が撮れるはず。

(今日は少し控えめに....11月生受付中。)
2008/09/24(Wed) 10:04:01 | photo blog

Re4:奥からの光を使ってみる

hiroshiさま
いつもありがとうございます。

仰るように「透過光」イメージです。
「逆光」とは本来違う性質のものですが、光がやってくる向き、という意味で「奥からの光」と呼んでみました。
光の向き、方向に対して意識することの大切さを伝えてみたいと思ったものです。

京阪電車も様変わりですね。
古参の列車は、乗客への快適性提供という点では消滅する運命にあるのでしょうが、思い出を刻んだ人々の心の中と、撮影された写真の中で生き続ける事ができ幸せではないでしょうか。

新造車、引退車はこうしてクローズアップされる機会もあります。しかし、その間にも数多くのジェネレーションがあります。
何か、人間の世代と重なって見えてしまいます。
Miyamoto(2008/09/27(Sat) 10:17:07)

Re:奥からの光を使ってみる

今晩は、宮本様
いつも楽しく拝見しております。

カチっとしたコメントから華やかなコメントへ
逆光、この条件も好きですね、フィルムだとどうしても
今までの経験、そして現像あがらないとわからない不安と
楽しみとなりますが、撮ってすぐわかるデジタルなら露出補正や
設定の変更でどんななるのかがわかり楽しめます。
私の中では透過光というイメージで拝見しました
これから屋外ではコスモスあたりで楽しめますね(^^)

光源含めて大きく捕らえると難しいようにも思いますが
スポット的に捕らえると、このようなイメージになるのでしょうか。
逆光だからあかんわでなく、デジタルだからいくらでも撮れる
設定を変えてみて撮ってみてください、とはデジタルカメラを
初めて使われる方によくいいます(指導できるほどじゃないですが(^^;
そして、よくお話に出てくるコンデジや画素数、これも条件さえ
あえばWeb上やL版くらいなら十分写りますし撮れると
今だ7年前のコンデジ引き連れてます(笑)

話変わって、京阪電鉄の古老の1900系というのが半世紀走り
いよいよ引退となります、阪急も宮本様のポストカードにあります
嵐山線の2301Fの仲間、非表示幕含む2309F含む3本が
6300と交代と聞きました、古き良き物の交代は寂しいものがありますが
また沿線へといそいそ出かける日々が続きそうです(笑)

話がそれましたが、いつも長々スミマセン。
hiroshi(2008/09/26(Fri) 22:07:21)

Re2:奥からの光を使ってみる

FRYBAREC 様
コメントありがとうございます。

印象的な写真...というのは、
料理にしても、人物にしても、奥の光が効果的に使われていることがわかります。

でも、同じ時間に、同じ場所で、同じ機材で撮っても印象が変わるところに、撮影者の感性があるのだと思います。
Miyamoto(2008/09/26(Fri) 11:56:51)

Re:奥からの光を使ってみる

お久しぶりです。
私も逆光は暗くなってしまうからと考えていた者です。
この写真はなんというか、光の降り注いでいるような感覚になります。
思わず、この世界観に引き込まれそうになりました。
FRYBAREC(2008/09/25(Thu) 10:04:36)

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