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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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ご紹介とお友達価格に要注意!

P1010142.jpg

最近、イメージ写真に走ってしまう傾向がある。
季節のお花でも撮らなければ...。販売サイトのお花画像シリーズもvol.2がまだ出せない...。

今日はちょっと難しいタイトル。

日々のお仕事の中で、好意にしていただいている方から新たなお仕事として別の方や会社をご紹介をいただく
というケース。

これ、一長一短があり、プラスに展開する場合ばかりではない。
確かに、ご紹介だからということでお互いに緊張感を持ちながらも本音の部分も出せたり、と不必要な社交辞令的な初期段階でのハードルは簡単に越えられる。

ただ、ついてまわるのは、ご紹介社(者)への御礼やバック、そして価格。
営業せずに棚ボタ式にお仕事が入るわけだからバックはある意味当然かもしれない。
でも、大きな問題は受注の価格である。

ご紹介だから...お友達価格というメリットが必要なのか?

紹介のお仕事では、発注社(者)は当然のように一般価格や市場価格より低いゾーンを要望される。
「市況は知っている。でも一般価格と同一なら今回の仕事は要らない(発注できない)」
と仰る方もある。
これもある意味仕方ない。それに、こちらも言われる前に低めに出してご紹介の方に失礼にならないような配慮も必要である。(という考え方もある)

大切なのは、受注側は一般価格より低めにしか請けなかったデメリットに対する補償をどうするのか?ということ。
--今後、新たなお仕事を増やして行きたいので是非新規案件のご発注をお願いしたい。---

そんな要望を伝える。
しかし、発注側は「その言葉をどこまで真剣に」捕らえているか不明である。
単なる挨拶言葉として聞き流し、その後音沙汰なし...。

残念ながら、これが当たり前の世の中になってしまったようだ。

--そんなお人好しなこと、人を信じている方がおかしい--
ということだ。

私は、学校卒業後に商社に勤め、仕事の基本・商売の心がけなどを諸先輩から教えていただいた。
その根底には、人と人との絆が第一であり、その基本を大切に守ることで価格も自然についてくる。ということを学んだ。

そして、いまでもお付き合いいただく方々には感謝の気持ちを忘れることはない。


お友達価格を出して、ご紹介者にもバックして、次の案件は増えないのだから二重に収益は減少する。

今日も新たなご紹介案件が入ってきている。
急ぎの撮影・制作が必要なようだが、やはり価格がついて回る。

ご紹介とお友達価格に要注意!
である。
2008/03/13(Thu) 14:08:51 | others

Re2:ご紹介とお友達価格に要注意!

>普段より安く請けることにはなるでしょうが、

コメント有難うございます。
このあたりが実際には難しいものですね。

先方に、初めから相場の意識がない場合、もしくは初めから予算がないので苦し紛れに紹介者経由で話が来てしまった場合はお友達価格を要求されることが大半です。
一つ前の記事のVHS-->DVDコピーなど最たるもの。

仕事を選別して請けるほど私に甲斐性がないところが悩みですね。
明らかに赤字で、先にも希望が持てない場合はお断りすることになりますが...。
Miyamoto(2008/03/14(Fri) 13:59:47)

Re:ご紹介とお友達価格に要注意!

> ご紹介だから...お友達価格というメリットが必要なのか?

普段より安く請けることにはなるでしょうが、
それ以下の「お友達価格」の必要は無いと思います。
紹介者が“あそこは安くやってくれるから”というのであれば考える必要はありますが・・・。


guest(2008/03/13(Thu) 21:37:29)

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