商品に感謝する

昨日の撮影から一枚。
トラブルになってはいけないので一部分のトリミングで。
仕事として撮影する立場では、被写体を選り好みしてはならない。
当然、商品を魅力的に見せなければならない。
と、諸先輩方も教科書も論ずる。
しかし、そんな重い心で撮ると結果は正反対になってしまう。
(少なくとも私の場合は...)
その対処の方法は...?
「商品に感謝する」ことだけである。
-- こんな素敵な商品が世に出るんだ。
-- その撮影をさせていただけるなんて。
胸が熱くなるような気持ちが商品に伝わると、商品も魅力的な表情をしてくれる。
ってなことは無いが、
結果は明らかに変化するはずだ。
デジ一眼で「簡単・綺麗」に誰でも撮れてしまう昨今。
撮影してお金を頂くためには、メンタル面やイメージのトレーニングが欠かせない。
撮影業に入ろうかと考えるお若い方がよくこのサイトをご覧頂いているようなので、少し偉そうなことを書いてしまった。
このカットの後、本番アップの撮影を行った。
この写真や商品は、しばらくしてより魅力的な商品としてアナタのお手元に届くかもしれない。
(使用レンズ:EF135mm/f2L 特別のお気に入り。このレンズ使用時に失敗したことは一度もない)
2007/05/11(Fri) 10:33:20 | photo blog