terrible "Cats" house

ここはノラ猫の出入り口。
空家が猫たちの住処になってしまっている。
放置され続けたこの空家が、ようやく取り壊しとなった。
この空家とは別のお宅、何を勘違いなさったか野良猫に餌をやり始めて久しい。
ご本人は「飼っている」意識はないのだろうが、定期的に餌を与えているのは「飼っている」のと同じである。
飼うなら近隣住民に迷惑をかけない責任を負うべきである。
責任を負わないなら餌付けは止める。
常識である。
しかし何十年もの住暦がある人に対し、住暦の浅い者は何も言えない。
これも現実である。
生き物は必ず「食べたら排泄」する。固体も液体もである。
庭の植木は枯れ、苗木は掘り返され見るも無残。
あまりにも当然の事実に気づいていない。あるいは気づかないフリをなさっているのかもしれない。
そして、ネコに欠かせない爪とぎ。
屋外給湯器の断熱スチレンがボロボロ。これからの季節に備え修理が必要である。
また隣家のエアコンの屋外機連結ホースも電気系の線まで露出したという。今夏の稼動が危ぶまれた。
玄関口は抜け毛と排泄物の臭いが漂う。我が家の玄関が、である。
私はネコが嫌いではない。
しかし、修理費用まで必要とするトラブル、且つ十数軒の並びがすべて迷惑している現状。
餌付けのご当人は地元の有力者。
誰も注意すらできない。まして私は...。
「もう少し常識のある人だと思っていた」
そんな声もどこかに消えてしまった。
この空家が取り壊されても餌付けが続く限り状況は改善されないと思われる。
戸建住宅地における野良猫餌付けの功罪を考えたい。
2006/10/17(Tue) 10:02:03 | others