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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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放置されたボールに宿る命

放置されたボールに宿る命 photo 宮本章光

もう何ヶ月間もこの場所に放置されたままのボール。
縫い目の糸が解け、傷んだ皮も痛々しい。
持ち主は、家を空けたまま数ヶ月が経ちました。どこかへ行かれたのか、はたまたどこかへ戻られたのでしょうか。

ボールは生き物ではないから感情なんて無いんだよ。
ボールは単なるモノだから痛みも苦しみも存在しないんだよ。
そんな声が聞こえてきます。

果たしてそうでしょうか?

この世(物質次元)に結晶化・物質化しているものは、すべてエネルギーの波動を持っているはずです。
例え、人間が感じるような五感と同じではないとしても、その元となった皮には、動物として存在し生存していた時期があったでしょう。
縫い糸にしても、その組成が天然素材であるなら、大地からの栄養分を吸収していた植物時代があったはずです。
そうしたすべての「履歴」は、宇宙のアカシックレコードにすべて記録されているとされます。


ボールは生き物ではないから感情なんて無いんだよ。
ボールは単なるモノだから痛みも苦しみも存在しないんだよ。

いま、このひとつの単なる放置されたボールから学ぶこと。そしてその課題は。
それは、
そのように「モノ」でしかないから、どうでもいいんだ。感情などあるわけがないから。と、自らの心の中に「描いてしまう」ところにあるように感じます。
すでに物質至上主義の時代は終わりました。
これからは、心と精神性・感性を磨く時代に入っています。

心に描くもの・コトは、それを自分自身がエネルギーとして発生させていることに氣がつくかどうか。
どうでもいいんだ、モノなんて。
そういった感覚を描けば、そのようにエネルギーが生まれます。
そして、どうでもいいと感じたエネルギーが、いずれ異なる時間と違った形で自分に戻るのです。
でも、
牛という動物として存在していた時代もあるでしょう、その材料である皮は。
大切なことは、動物だったから大切に。ではなく、すべてのモノを大切にする心。
ここに至ることができるかどうかが求められているはずなのです。


過去、この地に存在したとされる文明は、その地で生を営む人間の「精神性」が失われたために滅亡したと伝えられて(諸説あり)います。
いま、
この大転換機を過ごしているわたしたち。
過去文明崩壊・消滅の過ち、それは今度で6度目だとか7度目だと言われるその失敗と過ちを再び繰り返すことなく、心から共感できる精神性を高めた存在でありたい、と願うばかりです。


たかが一個のボール。
されどひとつの立派な存在としてのボール。

この地球における、いま最も重要な精神性の向上と高揚には、一人ひとりの「心」と「思いやり」が求めれています。

これこそが「愛」ではないのでしょうか。
キラキラと輝き、美しい言葉に包まれた愛も、もちろん素晴らしい。
でも、美麗な響きに抱かれなくとも、心を込めて伝え、そして祈ります。
それこそが「愛」そのものだと確信しています。

恵まれています。
満ち足りています。
ありがとうございます。感謝申し上げます。
弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2023/03/11(Sat) 22:00:00 | New Age

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