正反対の意識と行動が必要な時期に

ビギナーを卒業するためには、初歩のやり方とは正反対の意識と行動が必要になるはずです。
音楽でもスポーツでも、その他すべてのこと何についても。
音楽を習いはじめたごく初歩の時期には、多くの場合(例外あり)まずメトロノームに合わせるよう指導を受けます。
それは正確なリズムを刻むことを学ぶために。
それ以前の状態から、最初にスタートレベルに合わせることを目的としてです。
過去記事でも触れています。
【「寄って撮る」本当の意味】[Link]
2009/11/27記事
【誰でも初めは初心者だった】[Link]
2018/08/09記事
スポーツでも同じでしょう。
野球やソフトボールなどの球技では、まず狙った場所に正確にストレートに投げる練習をするはずです。
たまたまそこに届くのではなく、狙った結果を得ることを目的としてです。
最初は、こうした部分をマスターする。
最初は、こうしたステップがあることを学ぶ。
だからこそ、
そこから先が見えはじめ、その先に行くことができます。
しかし
ステップアップしその先を極めるには、音楽の場合では「表現の世界」に入ることが求められます。
それは「揺れ・タメ」のような、メトロノームに合わせるやり方とは「正反対・真逆とも見える」スキルを身につけなければなりません。
そして、それは音楽表現という目的に合致していることが必須です。
たまたまズレたのでは意味がなく、表現にあっていなければ単なるズレに過ぎません。
球技でも同じでしょう。
たまたまストライク...程度の確率では、三球の限られた投球数の中で到底勝負などできません。
階段を上がるごとに、変化球による駆け引きができるように腕を磨く必要があるわけです。
いま、わたしたちは、
情報の渦に呑まれ、自分のスタイルを確立できずにいるのではないでしょうか。
それこそが仕組まれていたことだとも氣づかずに。
SNSのタイムラインを追い続けている時点で、リトマス試験紙は真っ赤でしょう。
いつまでもビギナーをやってしまい、
いつまでも初心者のやり方を卒業しない。
え?
メトロノームに合わせるのが偉いんやろうが!ズレたらアカんやろ!何を言うてんねん!
え?
ストレートを100パーセント決められるのが腕なんや!曲がるとか落ちるとか頭おかしいんか!
精神世界?心の時代?
はぁ?
アタマおかしいんか!
それ君が騙されてんや!
叫び、拡散し、世の中を変えるんが役目やろ!それ以外に方法はないんやからやってんねん!まず行動やろが!
これ、笑えない現状だと感じます。
考えることをやめる。
感じることを大切にする。
それだけ。
やること・取り組むこと。間違いのないように。
この場で、ともに同じ方向のエネルギーを束ねていただけるみなさま。あらためて貴重なご縁に感謝申し上げます。
併せて、常に強力な導きのエネルギーを送り続けていただく諸先輩方・高次存在への感謝の言葉を忘れぬように。
ありがとうございます。感謝しています。
弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2022/09/07(Wed) 10:45:38 | New Age