「今この瞬間」を生きる

今、この瞬間を生きる。
毎瞬毎瞬、その瞬間だけが本来の自分の姿である、と伝えられています。
いえ、決して適当(いい加減の意味)に生きる、将来を考えることをやめて。という意味ではないはずです。
これは、
考えを巡らせる先を、不安やネガティブ要素にフォーカスしてしまうことで、その未来から不安とネガティブ要素を引っ張ってきてしまう。という結果を招くリスクについても語られているのではないでしょうか。
そして、
意識を巡らせるフォーカス先を、ポジティブ方向の要素に絞ることで、結果はポジティブ要素がやってくる。とも。もちろん、線形時間軸はこの世だけのものであり、過去も現在も未来もすべてこの瞬間にある。という言葉通りの状態についても語られています。
こうして、
自分の意志・意識が「何にフォーカスするのか」そのアクションにより結果がどちらにも変化する。ことについて理解が進みます。
ここまで理解できたのなら、次は、
それを実際に体験する、試してみる。というステップでしょう。わたしはいつもこれを人体実験と呼んでいますが、その言葉の持つ仰々しさは脇に置いておき、ともあれ「味見」することです。
この段階で、能動的に動けるかどうか。ここが分岐点かもしれません。アタマで理解しているだけでは、結局何も進展がないのですから。
いま、心地よい状態なのかそうでないのか。どちらの方向に心がシンクロしているのか。
それによって、その後に展開する・具現化する近未来が変化するはずです。こうして体感し結果が出ます。もちろんタイムラグは考慮して。
いまこの瞬間を生きる。とは、
今だけ適当(いい加減)に流してしまうことではないのです。
ここを勘違いして批判するのは、理解が及んでいない自らの思考レベルをさらけ出していること、裸の王様状態だ、と自ら顔に書いているようなものでしょう。
口元を非常に不潔な布で覆って屋外を歩いているほぼすべての日本人も同じでしょう。その布には「わたしは思考停止しているウマシカです。」と書いてあります。
自然とともに、いまこの瞬間を感じてみる。
いま最も必要とされている極めて大切なことだとわかるはずです。
【直前記事】
◆もっと意識の力を高める
【前々記事】
◆考えていることが実現する次元での会話は
2021/04/26(Mon) 20:58:42 | New Age