ワルモノの反対側は「いいモノ」?

二極化・二分化を体験する場所、地球。
そこへ自分から手をあげ希望してやってきているわたしたち。
そして、それら全てを忘れ去り「うまくゆかない現実」という名のゲームに夢中になりすぎた上に、本来の家へ帰るという目的さえも見失ってしまっている現在の状況です。
ですが、昨年2020年の混乱から一氣に、そして大きく覚醒を果たした方々が増えてきています。
もちろん、わたし自身も本来の姿と本来の目的に目が覚めたこと、この場のアーカイブがその変遷を克明に記録しています。大変お恥ずかしながら。
地球に生きる現在の人間は、何万年にも及ぶこの地での輪廻転生により、こうした二極化・二分化の思考が魂レベルで染み付いてしまっているために、とにかくすべての事象・物事を「分離・分類して考える」クセから抜け切れません。もちろん、それが良いか良くないか、という論点ではありませんが。
いま、世の中を故意に混乱させ、地球人類の人口を5億人に削減し超監視化の社会に移行する、といった極悪な全体主義の流れが「本当にあと少しのところで実現」してしまうところでした。
いえ、現在もまだまだその流れが進んでおり、氣を緩めることはできない状況であること、語るまでもありません。
(ウマシカな思考で悪に踊らされている人たちは、悪を利するだけの共謀者であること...。無知は同罪。ですがもうやめておきます。)
しかし、
意識・心のパワーという強力な目に見えない力に氣がついた人たちが増加し、また他星系高次存在の援助もあるとされ、こうした極悪のタイムラインが実現することはなく、いずれ消滅するだろう、といわれています。
これが光の側の勝利だ、と語られています。
ここでもう少し考えを進めてみます。
このような全体主義により監視化・奴隷社会を目指す、ごく一部の支配者層は「ワルモノ:悪者」だ。と分類しています。
そして、そうではない対極に位置する動き・ムーブメントを「いいモノ:正義の味方のようなイメージ」として意識しているはずです。
また、そのいいモノ側を光の勢力として「救世主的な存在」と考え、結果として二極化・二分化の思考が出来上がってしまっています。
結局は、二極化・二分化思想なんだな、ということなのです。
先般の記事で、完全に個人的妄想レベルですが、とお断りして触れた事項があります。
【まったく別視点からのNWO】[Link]
NWO(New World Order)は、ワルモノが仕組んだ極悪な施策ではなく、実は光の側が優生学・優生思考に基づき宇宙の普遍的な進化のために「より優れた魂・DNAを残す」ことを目的として、いま、聖書で語られる最後の審判により「選別」をかけているのではないのか。これこそがNWOではないのか。と。
本当に優れたレベルの魂だけを選別したら、結局は5億人しか残らないほど「狭き門」になってしまう大ドンデン返しなのではないのか。と。
仮の話であるため、その前提で話題を進めるのは無理があるのかもしれませんが、もしそうだとするのならば、「いいモノ」側が、人口を5億人まで選別し、それ以外を淘汰する、ということになります。
ここでもう一段階の目を覚ます必要があるのは、
ワルモノの反対側はいいモノでも何でもなく、それは単に二極化思考が染み付いた人間のクセが作り出した考え方に過ぎなかったのかもしれない。ということです。
そしてもっと危ないのは、いいモノは、絶対に自分たちが「味方」と考える行動と結果をもたらしてくれるはずだ。といった潜在意識を持つことでしょうか。
そうした思考は、勧善懲悪ドラマやヒーロー漫画・悲劇の女王シリーズの見過ぎだったんだ。と目を覚まして良く考えると、
ワルモノといいモノに勝手に分類して、いずれ「いいモノが必ず助けに来てくれるんだ!」と盲信して待っている姿勢がいかに危なっかしく、いかに馬鹿馬鹿しいか。と考えられないでしょうか。
「ワルモノの反対側はいいモノだ」と、その情報を探し求めディベートに時間を費やすことではなく、自らの意識を高め、自ら魂レベルを磨き上げることによって、未来永劫に続く宇宙の法則に恥じない「自分自身を創り上げる」ことにこそ価値があると思うのです。
いいモノとワルモノを分離して思考することは、双方の立場がどのような感覚であるかを感じる、という体験をする目的では意味がありました。それはこの地球での目的だったはずですので。
でももう卒業のタイミングですよ。と伝えられているのですから、白馬の王子様や正義の味方を「いつまでも外側に」待ち続けるのは終わりにしたいものです。
【直前記事】
◆定点・定期観測する意味
【前々記事】
◆「いち抜けた」と言ってみる人体実験:2
2021/04/18(Sun) 20:50:46 | New Age