今の飯舘を見る-2018秋

「飯舘村の自然から感じる氣」シリーズを5枚アーカイブした。
大きな力を持つ自然を切り取った一期一会の記録だが、美しいね・凄いね...だけで終わらせるわけにはゆかないと感じているので、別シリーズを継続する。
私は特定の立場から特定の人たちに向け意見を述べる活動家ではないので、まず初めにこの点だけはご理解をお願いしておきたいと思う。
全村避難という前代未聞の生活を余儀なくされた飯舘村は、その後約7年間を経て2017年3月31日に避難指示の解除(一部地域は依然として継続)を受けている。
そして私が伺った2018年秋、解除後約一年半が経った村では、除染土を仮保管するフレコンバッグが至る所に積み上げられている姿を目にすることになる。
仮処分施設が稼働し始めたという報道はあるが、その仮処分場へ持ち込む前に「仮のまた仮」として、農地が巨大な保管場所とされている状況を知る。その数、250万袋だという。
webでは、報道系の資料や映像などを大量に入手できるので、そうしたソースとは別の切り口で伝えるにはどうすれば良いのかを意識しながら、そしてカメラ教室の実施を並走しながら、実にパワーが必要とされる時間を過ごした。
[ 追記 --- 2018.12.31 ]
「宮本章光の視点/note.mu サテライト」(飯舘村ふるさと住民カメラツアーにて)
https://note.mu/amcoandem/m/m8fc8c8c9d6f6
こちらにある程度の枚数をストックしましたのでご覧ください。
2018/11/13(Tue) 12:12:00 | IITATEvillage