高速シャッター1/8000秒はもう過去のものか
「1/8000秒の存在理由」(2010年1月記事:Link)への流入が恒常的に多い。
同記事の詳細は上記リンク先をお読みいただくとして、高速シャッターへの憧れのようなものが、その昔40年くらい前にはあったように思う。
平成の現在でも、EOS kissやD3400クラスの普及グレード一眼レフは1/4000秒が高速の限界であることが多く、1/8000秒は十分に超高速であるはずだ。
しかしながら、ミラーレスカメラが一気に勢力範囲を広げてくると、そのカタログスペックには「1/16000秒」や「1/32000秒」などといった数字が踊るようになった。
実際には、機械(メカニカル)シャッターと電子シャッターの違いがあり、異なった土俵で「数字の大小だけを比較する」ことはできない。
電子シャッターは、極論すれば、撮像素子を電気的にOn / Offすることで、機械的にシャッターを開閉したのと同じように特定時間だけ感光させる方式。
弊害ももちろんあり、webには、新幹線車窓から撮った斜めに歪んだサンプルを数多く見つけることができる。
On時には電子シャッターで、Offはメカニカル、というハイブリッド式でそれらの欠点を補う技術も出てきている。
過去には、メカニカルシャッターという同じ土俵で数値の早い遅いを競い、それをセールストークに使うこともあっただろう。
今、技術革新に関するアピールは、単なる数値の大小だけではなく、もっと他の要素を語るようになった。
世の中、1/8000秒では驚かなくなったということか。
だが、40年前のカメラ小僧が憧れた1/8000秒は、今でもスゴイ技術なんだぞ、と語りたいものだと思う。
同記事の詳細は上記リンク先をお読みいただくとして、高速シャッターへの憧れのようなものが、その昔40年くらい前にはあったように思う。
平成の現在でも、EOS kissやD3400クラスの普及グレード一眼レフは1/4000秒が高速の限界であることが多く、1/8000秒は十分に超高速であるはずだ。
しかしながら、ミラーレスカメラが一気に勢力範囲を広げてくると、そのカタログスペックには「1/16000秒」や「1/32000秒」などといった数字が踊るようになった。
実際には、機械(メカニカル)シャッターと電子シャッターの違いがあり、異なった土俵で「数字の大小だけを比較する」ことはできない。
電子シャッターは、極論すれば、撮像素子を電気的にOn / Offすることで、機械的にシャッターを開閉したのと同じように特定時間だけ感光させる方式。
弊害ももちろんあり、webには、新幹線車窓から撮った斜めに歪んだサンプルを数多く見つけることができる。
On時には電子シャッターで、Offはメカニカル、というハイブリッド式でそれらの欠点を補う技術も出てきている。
過去には、メカニカルシャッターという同じ土俵で数値の早い遅いを競い、それをセールストークに使うこともあっただろう。
今、技術革新に関するアピールは、単なる数値の大小だけではなく、もっと他の要素を語るようになった。
世の中、1/8000秒では驚かなくなったということか。
だが、40年前のカメラ小僧が憧れた1/8000秒は、今でもスゴイ技術なんだぞ、と語りたいものだと思う。
2018/08/10(Fri) 22:32:53 | shutter speed