奥からの光を使ってみる

少し硬めの記事が続いたので、鮮やかなお花を一枚。
玄関先で咲くサボテン一輪。
やっぱりコンデジでの撮影になった。
玄関先なので、光は屋外である「向こう側」から当たっている。
いわゆる「逆光」状態。
逆光で撮ったら真っ黒になるからダメ...。
と教えられた方が多いのでは?
確かに、奥の眩しい光を受けてカメラは目を細める。
だから露出不足で暗く・黒くなってしまう。
その状況を「意図的に崩し」て、もっと明るくなるよう露出を加えて撮ることでこの絵になる。プラスの露出補正である。
最近はカメラ側で補正するモードを備えるものもあるが、ハイライト部分が露出オーバーで飛ぶのを防ぐような配慮がされ、階調や明暗差のデータをいじっているように見える。
カメラは「道具」ではなく「工業製品」になってしまったようだ。
しかし、光の状況を読むのは撮影者の感性に委ねられている。
「奥からの光」と「プラス補正」。
この二つで一味違う写真が撮れるはず。
(今日は少し控えめに....11月生受付中。)
2008/09/24(Wed) 10:04:01 | photo blog
Re4:奥からの光を使ってみる
hiroshiさまいつもありがとうございます。
仰るように「透過光」イメージです。
「逆光」とは本来違う性質のものですが、光がやってくる向き、という意味で「奥からの光」と呼んでみました。
光の向き、方向に対して意識することの大切さを伝えてみたいと思ったものです。
京阪電車も様変わりですね。
古参の列車は、乗客への快適性提供という点では消滅する運命にあるのでしょうが、思い出を刻んだ人々の心の中と、撮影された写真の中で生き続ける事ができ幸せではないでしょうか。
新造車、引退車はこうしてクローズアップされる機会もあります。しかし、その間にも数多くのジェネレーションがあります。
何か、人間の世代と重なって見えてしまいます。