オリンピックレンズ?

Canon EF70-200F4L ISレンズ。久々のレンズシリーズ。
この画像は、卓上蛍光灯にコピー用紙そして22インチレフ一枚でコンデジ撮影。
気軽に撮るスタイルが心地よい。
現在開催中の北京オリンピック会場で多数使われているであろうモデルは、恐らく開放f値が2.8の方だと思う。
TV中継でも、チラッと花形フードを付けた白レンズを確認することができる。
尤も、500/4や400/2.8、200/2などがメインで、70-200のゾーンはサブの扱いだと思うが。
こちらはf4バージョンの2代目。手ブレ補正のIS機能を備える。
一段分に泣くケースは確かにあり、日中の屋外でも1/1000秒以上のシャッター速度を得たいサッカー試合では開放f4でも足りない。結局ISO感度でカバー...となってしまう。
更に、テレコン使用時には更に高感度設定を余儀なくされる。
それなら僅か一段でもf2.8が良いのか?
これ、一概には言えないところが奥深い。
まず価格。販売価格で2倍近い差。
そして重量。これもほぼ2倍。
道具やコストは極力安く、利益は最大限に確保したい。こちらは経営の鉄則。
2倍高額な道具を使えば、受注や売上げが2倍になる?
...ワケはない。
高信頼は高コスト、といわれるがこのモデルに関しては信頼性は同格であろう。
むしろ軽くなっただけ対衝撃耐性や慣性重量の軽減による負担も減るであろう。
であればこちらのほうがむしろ信頼性は高いと言えるかもしれない。
そして、肝心な写り。
描写全体にf2.8は柔らかい。f4はシャープだ。
f2.8は人物撮影を意識しているのであろう。
私の撮影目的や撮影対象からするとf4で決まりになる。
唯一、ホール内での演奏会撮影には不利であるが...。
そして重量が軽いこと。これは決定的に大きなメリットである。
昨日、歯の治療を行った。
食事ごとに恐々食べ物を噛むのは辛いものがある。
あまりに重い機材は体への負担という意味でもよろしくない。
道具は大切に使うもの。
同時に自分の体も大切にしなくてはならない。と再認識。
「重さ云々を言ってるようじゃ仕事にならん!」と豪語していた日々が過去になった。
2008/08/12(Tue) 21:58:20 | lens
Re2:オリンピックレンズ?
hiroshiさまいつもコメントありがとうございます。
このレンズ(70-200/f4L IS)は、相当ハードな環境で酷使されていますが今のところビクともしません。
雨の中、タオルを巻いただけの状態で90分のゲーム撮影もキッチリこなしてくれましたし、炎天下、直射日光にあたり続けてもスムーズに動作してくれています。
でも油断禁物で、メンテが必要でしょうね。
人間の体は休養で回復しますが、機材は休ませても回復しませんので。
hiroshiさんも無理は禁物ですよ。