美しさは形に現れる

昨日の収録会場での一枚。
ビデオ、レコーディング、写真と機材を持ち替えるたびに自分の感覚も切り替えなくてはならない。
同時進行で収録を行っていると、頭の中で混乱を招く。
そんな感性の切り替えをスムーズにしてくれるのが造形美。
何気ないピアノのイメージ写真だが、音楽の世界を作り出す楽器がビジュアルのフィールドに光と影を生み、聴覚の世界から視覚の世界に橋渡しをしてくれる。
そして、音の流れが時間の流れとして映像のフィールドにも橋渡しをしてくれる。
な〜んだ機材を持ち替えるだけじゃないの?
という方は、よほどの天才かニセモノかどちらかだと思う。
私は、そんな安易な仕事はしない。
切り替えに少しの間がかかるのは自らのキャパの限界と理解しているが、この世界には感性が要る。
2007/07/13(Fri) 12:11:24 | photo blog
Re3:美しさは形に現れる
hiroshi さん、ご無沙汰しています。>動きを切り取る、音を切り取る、時間を切り取る
確かにそんな感じですね。
ただ、感覚的には、
「動きを切り抜く」
「空間を再現する」
「時間を保存する」
というコトバが私のイメージです。