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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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間違った加工はしない

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料理には適切な加工や味付けが必要であり、生の食材だけでは料理になり得ないはずだ。
では写真作品はどうなのだろうか。
これも似たように、撮影者の意図を反映すべき味付けや加工があってしかるべきだと思う。

多くの方から、写真のエフェクトについて意見を求められることが増えている。
基本的な考え方は「料理と似通っている」部分が多いように思われる。
生のままでは料理ではないし、美味しいとも言えない可能性が高い。
写真も「撮って出し」では作品ではなく記録や素材レベルでしかないかもしれない。
適切な加工は必要であるし、加工処理自体を否定しない。

しかし、「より美味しく食すために味付けや加工処理」を行っているはず。
ここを間違える人が多すぎるのではないだろうか。
美味しくならない方向への加工は、もはや料理とは言えず、食材に対し失礼ではないか。

撮影画像を劣化させ、見る人に不快感を与える写真...。
間違ってはならないと思う。

質感や空気感というもの

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最近、耳にする機会が非常に多くなってきた「雰囲気を撮りたい」という言葉。
それは、場所の状態を表す「状況説明」という意味ではなく、「その場の雰囲気や空気感」といった、感覚的なものであることが多い。

色々な方法や見せ方があり一筋縄では行かないものの、多くの場合、主役と脇役との対比をボケで語る、だとか、明暗差で伝える、光と影で表す、色の配置を考える等々、そこに「対比」を織り込む。

まずは、こうした対比を意識するところから考えるべきであるにも関わらず、とにかく「ボケ具合」だけが語られるのはどうなのだろうか?

結局、この短絡的な思考は、ボケが出るカメラはどれですか?という質問や問い合わせとなって一人歩きする。
もちろん、原理原則があるのでその方法に従えば結果は変わる。
だが、写真表現という世界は、チェーン店の接客マニュアルのようにはならないし、その考え方を続ける限り「雰囲気を撮る」目的は果たせないかもしれない。

アイデアにはタイミングがある

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食品やモノには、賞味期限・消費期限がある。
仕事には、納品期限がある。
アイデアには、それが活かせるタイミングがある。

こだわりのアトリエ、チェリービーンズ様にての一枚。

新セミナーのご案内

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サロン・ショップオーナーのための「見(魅)せるフォトテクニック」


いまひとつアピール度の低い写真しか撮れないと感じていらっしゃる方を対象に、より印象的な写真を撮るために必要な考え方や簡単な操作を学びます。
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【持ち物】 各自カメラを持参ください。(カメラの貸し出しはございません)

一眼レフ・コンパクトデジカメは問いませんが、 機器によっては望む結果が出ない場合があります。 (露出補正、ホワイトバランスの調整ができることをご確認ください)

【受講お申し込み】 会場のSOHO BOX 北浜様の案内ページ、までご連絡ください。
[終了いたしました]

(上記写真はイメージです。フラワー撮影の内容ということではありません。)

目に見えないものを

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物事には目に見えるものと、見えないものがある。
目に見えるものだけを追いかけていると、物事の本質を見失うことになるかもしれない。
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