メンテナンスの前に

年度末から新年度に向かう時期だから?
新たに何かを学ぼう...という意識の高い方々から色々とご質問やお問い合わせをいただく。
「メンテナンスは具体的にどんな作業をされていますか?」
今日はこの回答の前に、一つだけ私流のコメントを。
この画像は、先週末の
「昨日のパートナー」[ Link ]で使用した40D Bodyの設定。
ディナータイムの店内撮影であったためISOセットは800にしている。
お店の閉店時間や終電など、諸々時間に追われて設定はそのままで戻っている。
翌朝にこのカットを撮影。(これは珍しくBlog掲載を意識して撮ったものだが)
本日火曜にはスタジオ撮影を控えていたので、その前には間違いなく設定を元に戻さなくてはならない。
レンズの汚れを取り除くとか、バッテリーの容量確認とか...。
そうした作業の前に、まず「自分の基本設定」に戻す。
これが必要なアクション。
次に撮影する場合に、どれだけ慌てても、そしてどれだけ設定や調整を忘れて撮影しても、いわゆる自分のノーマルポジションである限り、その撮影の結果がある程度読めることになる。
それをノーマルポジションとしての自分の基本設定とする。
(これは必ずしもメーカーデフォルト設定が良い訳ではないので念のため)
そして、本日の撮影も無事に終了することができた。
もちろん、自分の基本設定からスタートし今日の設定に切り替えてから本番に臨んでいる。
戻ってからは、再度「自分の基本設定」に戻すことも忘れてはならない。
設定を「自分の基本設定」に戻す。
それは、スチル機材、ビデオ機材、レコーディング機材、いずれであっても同様。
これがメンテナンスの前に行う基本アクションであると同時に、広い意味でのメンテナンスであると考えている。