11nは使える!

11nとは、IEEE 802.11nのドラフト1.0規格。
無線LANによる通信の規格においては「11n」で大抵の場合は通じるはずだ。
当方の作業環境では4台のPCとHDDレコーダーがLANのネットワーク上にあり、有線・無線の混在環境となっている。
無線については「b,g,a」が混在しているが、11aの混信が酷く、近隣の電波と干渉してまともな接続ができない。
データアップロード途中で切断されてしまいデータが破損する...など日常茶飯事。
距離は短いのであるが1階と2階に分散されている上、メイン環境が2階、且つ近隣の他ネットワークAPの方が近いようだ。
g規格(54Mbps)でも実効速度は2桁がやっとという状況。GBクラスの映像データなど、メディア経由か有線環境で無ければ、転送待ちの時間で外出し打ち合わせができてしまう。
先日来、混信続きでエラー、OSまで頻繁に落ちる(因果関係は不明だが)状況に陥ってしまったため、11n規格の環境導入に踏み切った。
規格認証はまだこれから、といわれていたが既に周辺機器メーカーが相次いで商品化・販売されているので、もう旬だろう...と判断した。
早速、全LAN環境を整えて...
驚いた。
二桁がやっとであったポジションで40Mbpsオーバーの実効速度。
これなら映像データのコピーや移動にも使えるかも?しれない。
b,g環境に変化はないが、n規格で構築したLAN環境では確実に早い。
これで、悩まされ続けたa環境は、私のところから消え去った。