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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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作風を維持する

photo by AKIRA MIYAMOTO
スマホカメラはいつでも誰でも手軽に撮れるため、人と似たような作品になりがち。
だからフィルターで差をつけよう...と、やってしまうと、更に似たような結果となり自分らしさを欠くことが多い。

首尾一貫した作風を維持なさっている方の作品に触れると伝わるものがある。
私はiPhoneでのスナップばかりだが...。

ポケットにカメラがある有り難さ

photo by AKIRA MIYAMOTO

割れガラスに、粘着テープ張りのタイル。
パイロンにバーを渡しただけの簡易バリケード。

あと数時間で夜の喧騒が満ちてくる。
さまざまな表情をみせる街の一角を、ポケットのカメラで収めてみる。

入門グレード一眼レフに未来はあるか

photo by AKIRA MIYAMOTO

いつでもどこでも手軽に撮影...。
といったスタイルが普及したのは、スマホカメラの影響が大きいという点に間違いはないだろう。

いまここで考えてみたいのはエントリーグレードの一眼レフの弱さについて。
例えば夜間の撮影。

「こんな暗い場所だと三脚持ってなけりゃ手持ちでは満足に撮れないよ。」
それはスローシャッターに起因するブレ。手持ちではブレブレの写真しか残らないよね。
といった経験則を知らず、スマホから一眼レフの世界に入ってきた人たちが手に取ることの多いビギナークラスの一眼レフ。

過去から「1/レンズ焦点距離(焦点距離ぶんの1秒)」が手ブレによる失敗が目立たない限界。などと言われてきた。
この画像は、iPhone5sによる撮影だが、ISO250、f2.2、1/15秒、29mm(35mm換算)。

これがミラーを備えた従来からの一眼レフであったなら、
ファインダーを覗いた時点で撮影情報から「手ブレ補正がないレンズだとこれはブレるな。大きく使わない限りは目立たないかもしれないけれど...。」
といった判断をする。しかし、これはビギナーには難しい。
また、そもそも29mmでf2前後の絞り。といった条件は、汎用ズーム(購入時にセットで付いてくるキットレンズ)では実現しない。

ある程度カメラに親しんだ層は、こうしたリスクと結果を自身の経験に刻んでいるだろうが一眼レフビギナーには厳しい。
もっとも、手ブレ補正機能が備わっているモデルでは問題が大きくならない可能性はある。


逆説的だが、上記のような悪条件でもスマホカメラは種々対策や設定変更をしない前提である限り、結果としてでっかい一眼レフよりも望ましい結果をもたらす。

購入のご相談を受けることが圧倒的に多い「エントリーグレードの一眼レフと暗いキットレンズ」は、現在のレンズ性能と販売スタイルが継続される限り未来は暗いように感じる。

毎年この時期に出会う銀杏

photo by AKIRA MIYAMOTO

師走。
この時期になると、なぜか語り始めるイチョウの樹。
毎月、同じ場所で同じ姿を眺めているにも関わらず、師走になってから突然アピールし始める...。

これは光線(太陽の位置)によるところが大きいように思う。

明るさを少し暗めに落としてみる。
光を感じながら撮ってみると、不思議な表情を見せる被写体。

スマホカメラを向けて間髪を入れずにシャッターボタンタップ...。
楽しみは、そのあとのフィルターとSNS...。もいいけれど。

僅かな時間で良い。
ほんの数秒でいい。
映し出されたスマホ画面と対話してみるのも楽しみのひとつだと思う。


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