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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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iOS11明るさの自動調整(覚え書き)

iOS11(iPhone)画面表示の「明るさの自動調整」はどこへ行った?(覚え書き)

【設定】-【一般】-【アクセシビリティ】-【ディスプレイ調整】の中へ移動。
従来は、【設定】-【画面表示と明るさ】の項目内。

必要に応じて自分で明るさを調整したい場合には、自動調整Offにしていることが多いかと。
アップデート後に自動調整がOnになる様子。
Offにしたい場合に「メニューが無くなった!」と慌てることが無いよう(覚え書き)。

iOS11アップデート前に確認

iOS11アップデート前に確認する事項。
【設定】-【一般】-【情報】と進み、[App]の項目の右端に[>]が存在している場合は注意。

開いた一覧にあるアプリはiOS11では動作しない。との記述。
上記[App]の項目に[>]が表示されていない場合には、動作しないアプリは無いと考えて良い様子。

スマホカメラの限界と妄想

「そうだ、プロに撮ってもらおう!」

さまざまなタイミングと場所で、記念写真を撮る機会が増えているようだ。
多くの場合、使われるカメラはスマートフォンだろう。

お互いのスマホを交換し撮影が一巡すると、「そうだ、プロに撮ってもらおう!」と発言なさる方が出てくることが多い。
触ったことのない機種のAndroidのスマホ(Android機は機種ごとにカメラの作法が大きく異なる)を手渡され、次の瞬間には撮影者になってしまう。

まず、ある程度の世代以上の方だと「撮ってもらってもいい?」という感じで控えめに依頼され、こちらでOKの返事をした後で撮影になる。
だが、お若い世代の方だと「そうだ、プロに撮ってもらおう!」の後いきなりスマホを渡され、ハイハイみんな並んで〜。となる。

いや、別に構わない。みんなで楽しく記念写真を撮れればいいと思う。偉い先生でもないわけで。
しかし問題は...。

こちらで撮影したあとスマホを返却。そして画面に表示された写真を見て「う〜ん...。」という納得できない表情をなさる場合。あるいは、はっきりと発言なさる方もある。「自分が撮ったのと変わらないや...。」と。

この方達は何を求めていらっしゃるのか。
職業撮影者に撮影を頼めば、魔法のように見違えるような結果が手に入る。ということなのだろう。
だが、専門家に頼むとなぜ結果が変わるのか?について理解ができていない。あるいは漠然とそんな妄想を持っているだけかもしれない。

カップラーメンと熱湯、3分間の時間だけを手渡された歴史ある有名料亭の料理長は、どうやって自分らしさ発揮するだろうか。
湯を沸かすのは電気ポットではなく南部鉄瓶だろうか。水は富士の裾野の湧き水や六甲の天然水を使うのだろうか。
こうした部分で差別化を実現することは可能かもしれない。でも、結果はカップラーメン以外のものには成り得ないはずだ。

スマホカメラであっても、より魅力的に見える構図を考える、あるいは立ち位置や高さを変えてみる。さらにはレンズ焦点距離(デジタルズームの品質劣化は無視する)を使ってみたり、あるいは露出を少し触って表情が明るくなるようにしてみたり...。
色々なことをその僅か数秒間で考え操作してみる。
だが、スマホカメラで何か弄ると、途端にデータが破綻するレベルになるケースが多いのである。

即席麺を銅なべにあけて具材を選んで煮込む...、といったようなレベルの変更は、スマホカメラでは実現しないし、料理長に与えられた3分間の制限時間と同じく、ハイハイみんな並んで...の数秒間では、それ以上のパラメータ変更は実現不可能だろう。

今、学ぶべきこと。それは、
---撮影を依頼するには、僅か一言で良いので確認する配慮。
---結果はスマホの限界によって制限される。魔法のように結果が変わるわけはなくそれは妄想に過ぎない。
ということ。

何もかもeasyになりすぎて、日本人として大切なことが置き去りにされていないだろうか。
撮影はもっともっと楽しみたいけれど...。

夜の撮影

photo by AKIRA MIYAMOTO
夜でも気軽に、しかも片手でも撮影ができるようになった。
スマートフォンの進化はありがたい。

基本的に小さい画面内でしか鑑賞しない。
元から広角焦点域なので低速シャッターの限界が広がる。
解放F値の明るいレンズが装着されている。
手ぶれ補正もそれなりに効く。

こうしたすべての条件がプラスに作用する。
その感覚のままビギナーグレードの一眼レフに移行すると、ブレ多発、失敗作品が量産されることになる。
この結果を持ってスマホのほうがキレイ!と語る人が増える。これでいいのかカメラメーカー?

(アーカイブ参照)
Link--->入門グレード一眼レフに未来はあるか

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