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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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デジタル時代のアンダー露出を考える

アンダー気味に撮る
「アンダー気味に」という言葉にピンと来る方は、ポジ(リバーサル)フィルムに親しんできたご経験があるのではないだろうか。
ポジでの撮影は、オーバーになると飛んでしまいベースが透けて見えるただの透明フィルムになるため、いつもアンダー気味で、というのが定説であった。

以前にも記事を書いたことがあるが、ポジフィルムはアンダーで撮ることで彩度が上がり、より味わい深いコクが出る傾向があった。
同時に、下の部分(暗い方向)の階調も残せるキャラクターが良いとされた。
デジタルでは、単純に露出を切り詰めて行くと、低い部分の階調が失われてしまうことが多い。
これは、下の階調を潰すことにより暗部ノイズを目立たなくするためであろうと想像できる。
下のガンマカーブを上げたプロファイルを作って撮ると、盛大にノイズが浮いてくることでそれが判る。

フィルムらしさ、というのが、今、再びハヤリだとか。
ガンマカーブを触ることで、フィルムライクな絵づくりも可能になるかもしれない。
2012/10/12(Fri) 22:09:25 | Img Processing

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