「撮り捨て」は被写体に対して失礼ではないだろうか

シーズン真っ盛り。
コンパクトデジカメでも、スマホカメラでも、気負うことなく気軽に撮影を楽しむのが良いと思う。
但し、使用する機器や設定によって結果は大きく変わってくる。
ここが写真撮影の面白いところだ。
見ていただく方に更にアピールする作品を得るために、色々なことを考えアタマを使う。
だが世の流れは逆方向...。
アタマを使うのが面倒なのかどうか理解に苦しむが、いい加減に撮って、失敗作もカッコ良く見せられる?というお手軽エフェクト処理に走る。これは画像処理の分野とは全く違う。
肝心の「なぜ失敗したか?なぜアピールしないか?」について省みないため、いつまでも失敗作を量産する。
そして撮影者の「テキトー感」は見る人にもそれとなく伝わるから、いずれ飽きられてしまう。
写真よ高尚であれ、などというつもりはないが、テキトーに撮り、写真を「使い捨て」「撮り捨て」にしているようでは、被写体に対して失礼ではないだろうか。
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2013/10/12(Sat) 12:28:08 | others