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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Online Photo/Camera Class

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撮影は楽しくそして美味しく

チェリーイメージ
自分は何を伝えたいのだろう?
自分はどのようなイメージをこの一枚に込めているのだろう?

写真は感性も必要とされるが、感性だけで撮るものではない。原理原則を知り、そのわずか数点のポイントに考えを巡らすだけ。

難しいことを考える必要など全くない。
だが、アタマを使うことを忘れてはならないと思う。

漫然とシャッターを押すだけ。
そして「見る人に意外性を与える」点のみに頼った奇抜なエフェクトをかける...。
もう数えきれないほど書いてきたが、これでは写真という素材をダメにしているだけではないのだろうか。

「アタマを使う」とは、
自分が伝えたいことをほんの数秒だけで良いので思い描く。
奇抜なイメージを狙ったスクエアな枠組みではなく、過去から練り上げられ歴史を刻んできた2:3の縦横比の中に何をどのように配するのか。
シャッターを押す、その前に数秒だけで良いので四隅を見渡し構図を考えてみる。

「ポイントに考えを巡らせる」とは、
光の向きを考え、露出はどの程度が良いのかを見極め、絞りやレンズ焦点距離によりボケ具合を考慮する。これも慣れてくれば数秒で決定できるようになる。

アタマを使わず、指先やマウス操作の単純作業で同じことばかりを繰り返しているから延々と意思決定できないのではないのか。

こうしてアタマを使うプロセスを体験すると結果が目に見えて変わってくる。
結果の変化を体で感じとれるようになるから撮影が楽しくなる。
被写体がフルーツやスイーツなら、あとの楽しみも派生的に生まれてくる。
美味しそう!と感じるから、それを記録するためにどうすれば良いかを考える。

楽しめるから結果が変わる。
結果を変えるのは、エフェクト加工ではなく自分のアタマであることを忘れてはならない。

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2013/07/11(Thu) 12:02:00 | others

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