増え続けるデータ

撮影・収録・制作物からメールや各種書面など、仕事に関わる役務や媒体の大半がデータとして存在するようになった。
データの全てが目に見えない存在であっても、その保存場所に悩むことになる。
多量のデータ保存は、多くの場合HDDに頼ることが多いが、巨大化する一方のファイル容量に手を焼く。
移動、コピーやバックアップに数時間がかかる...というのはザラで、ハード自体の入れ替えとなると、まる一日経っても済まないこともある。
増え続けるデータ...。
紙媒体であった時期には機能的な書棚やファイリング・検索の技術が仕事の優劣に響いた。
データで存在するようになると、適切な保存状態や活用方法にスキルが必要になる。
使いたい時に瞬時に利用できるように、とHDDをネットワーク上に置くようになると、常時稼動するハードも増え続ける。
結果、電力使用量の増加と室温の上昇も想像以上のレベルに達する。
5年、10年先にはどうなっているだろうか。
数え切れない葉を茂らせる樹木、植物は、その端々に及ぶ枝葉の管理をどうやって行っているのだろう?
2010/06/08(Tue) 01:25:24 | web