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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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パーティに参加した方?

IMG_7802.jpg

色々とお問い合わせをいただく中で、入力の誤変換による誤字をいくつかご披露。

1.【連射】文脈からは「連写」だと思うが、とにかく目に付くことが多い。何か光線でも発射する?
2.【短焦点】レンズのことなので「単焦点」だと思われる。
3.【f地】絞りの値だから「f値」でしょうか。
4.【露出地】同じく「露出値」ではないかと。
5.【写真を取る】たぶん「写真を撮る」が望ましいような。
6.【レンズ交歓】パーティのメールを書いた後なのでしょう「レンズ交換」。

自分自身も相当誤変換をやっていると思うので、他人様のことを笑える立場にはないが、改めて見ていると、6.など「楽しい誤変換」もあるようで、このメールの前には、何かパーティに参加していた方なのだろう...。
などと、余計なことにまで考えが及んでしまう。

今日の一枚は、パーティ会場につきもののデザート。
「単焦点」レンズに頼ってみるのも一つの表現方法だと思う。
当然デメリットもあるが、手軽、且つ大きな効果が期待できる。

ダブルズームキットですか?

ダブルズームキットではこういった印象の写真を撮ることは困難だ

いつからこうなったのか?
一眼レフ販売のスタイルが、ボディに加えて標準域ズームと望遠域ズームの2本のレンズをセットにしたものが主流になっている。

このセットで販売される(購入させられる...と言い換えたほうが良いのかも?)レンズで、広い範囲の画角(広角も望遠も)カバーできますよ!"とアピールする。
だが、このキットを購入して本当にシアワセになれるのだろうか?

購入するのはその本人なので、他人がとやかく言うものではないのだが、いわゆる写真集やパンフレットなどに載っているような印象的な写真を撮ることは困難かもしれない。
もちろん、それはレンズだけの問題ではないが、レンズの果たす役割は非常に大きいことを忘れてはならない。

初めてデジタル一眼レフを購入する...というシチュエーションでは、メーカーや販売店がセットにして販売していることはある種の信頼感、というか安心感のようなものを与えるのだろう。
全くの初心者にとって、数多くのレンズ群からボディに合わせて自分で選択することは、ほぼ不可能に近いだろうから、セットされているキットは有難いに違いない。
その意味では、大いに評価されるべきものだし、入門機としての役目も果たし写真人口の拡大に役立っているのだろう。

だが、このダブルズームキットのおかげで、いまひとつ印象的な写真が撮れない...と写真から離れてしまう人が居るのも事実ではないか?
メーカーや販売店を批判するつもりは全くないが、「うまく撮れない」「綺麗に撮れない」という声が本当に多い。

入門機グレードのボディに50mm/f1.4の単焦点をセットにして購入された方とお会いする機会があったが、この方は本当に印象的な写真を撮影されている。
また、その特性を活かしながら自分の表現したい写真の姿を追求され、どんどんその世界が広がっている。

物事には色々な面がある。
原子力発電はCo2を排出しません...というCMがあったが、その代わり何が出るの?
という部分が抜け落ちている。
ダブルズームレンズキットは、入門機としての役目を果たし、広い範囲の画角をカバーできる。その代わりに抜け落ちているものがあるように思う。

今日の一枚。
EF135mm F2L -- f2.8 1/1600 ISO400 MWB
84669126
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