oldest teahouse

携帯画像シリーズ。
幼少のかすかな私の記憶に残る浜辺の茶屋。
この茶店から手前側は、かつては海へと続く砂浜であったように思う。
約40年の年月と共に砂浜は堤防に姿を変え、その堰堤の先は、更なる月日の流れのうちに高層住宅の立ち並ぶ町となった。
この町が出来て既に30余年が経つ。
堤防に視界を遮られながらも残る一軒の店。
海辺の水遊びの記憶は、はるか昔に遡る。
この店で冷たい飲み物を口にした想い出。
砂浜と店を行き来した記憶が断片的に蘇る。
既に真夏かと思われる今日の暑さに、幼少の記憶が蘇った。
砂浜を歩く靴に砂が入って嫌だった記憶まで...。
過去の記憶を呼び起こす建物は、この店以外にはもう無い。
2006/06/06(Tue) 20:38:08 | photo blog