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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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広角レンズのダイナミックさを楽しむ

photo by AKIRA MIYAMOTO

コンパクトデジカメは、電源を入れると「最も広角側でスタンバイ」となるモデルが多い。
ある程度画角を狭め望遠側を使いたい場合、ズームレバーやボタンを操作し画角を変えているはずだ。

しかし、ズームレバーを操作するより自分の腕を前に出すだけで寄ることができるため、その最も広角位置のままカメラごと寄ってしまうケースも多いように思う。
その結果、手前側だけが強調された「鼻デカ犬風写真」になる。

この「モノの形状」に対する意識を持ちましょうね。という点が大切なポイントであったわけだが、これを習うと「今度は広角側を使わなくなる」といった弊害を発症する人が出てくる。


広角は、形状の正確さを求めるのではなくそのダイナミックさを表現するために使うもの。
レンズ焦点距離が持つ特性を、撮りたい絵に合わせて操作することが楽しみであり懐の深さであるはず。


何が良い。何が悪い...? 二者択一思考というのだろうか?
用意された設問から一つを選ぶ、といったクイズ形式の番組の影響なのか、自分で白紙から絵を描いてみる、といった思考が退化しているように思えてならない。
2015/11/09(Mon) 21:05:05 | lens

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