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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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ケイタイ代を滞納すると怖い理由

iPhoneXの分割払いが通らない?[ Link ]

この記事への流入が相当な数になっている。
専門家ではないものの、自分の知識と経験によって書いてみた。

ケイタイ代金払いを滞納して金融ブラック入りする人が増えているらしい。
キャリアのケイタイ(docomo、au、SB)を契約すると、必ずCICやJICC(信用情報機関)に登録しますよ。という書面にサインをしているはず。
そして、登録された情報と支払い実績は、他のクレジット会社やローン会社などが自由に閲覧できますよ、と念押しされている。(docomoのwebでも朱記表示されている)

CIC(信用情報機関)を自分で開示して見てみると良く判るが、支払い(あるいは遅延等)が記録される記入枠は24マスある。ケイタイ代は24回払いが最長(最近は48回も出てきたらしいが...)であるため、そこに記載された記号は消すことができない。
例えば、24ヶ月を超えてずっと継続して払い続けるのであれば、24マスを超えた時点でその記録は押し出されて消える。直近24回分の記録が残るため、25回より古い記録が見えなくなるためである。
だが、24回が最長である限りその記録は消えることがない。

そして、24回完済し「完了」となってからも、その記録は更に5年間保存・掲載し続けられる。
私の記録も、今やiPhone8、iPhoneX時代であるが、5や5s時代の記録がまだ残っている。もちろん無傷で完了ではある。

住宅ローンじゃあるまいし、たかがケイタイ代...、という感覚の人が増えたのかもしれない。
「約束を守らなかった=支払い期日に入金がなかった」事実は、大きな金額の負債であろうが、数千円のケイタイ代であろうが、ネガティブな情報としては同じであることを忘れない。

一つでも傷が付くと、クレジットカード審査にも影響があるだろうし良いことは一つもない。
たかだかケイタイ代。だが、クレジットヒストリーには傷をつけないことを心がける。
「ちょいワル」なノリや、「ま、ひと月くらいいいかっ」ってな感覚は捨て去ることだ。

見た目に近づけるという考え方

photo by AKIRA MIYAMOTO

画像処理って、インスタのフィルターを掛けることじゃない。
一次直線的なカメラの露出では、明暗差が強すぎて見えない部分も出てくる。
だから、人間の目で見たようなイメージに近づける。という考え方がある。

飛ばして・潰して・色を転ばせて...。
そんな遊びは、もう卒業、もう卒業。と言い続けて何年になろうか。

映像の世界ではHDRの技術革新が続く。
写真の世界は、デッカいカメラの時代は終わった、だとか、もうスマホで十分でしょ、だとか。
2017年も残り少なくなったのに、いまだにフィルター遊びでインスタ映え。だと。
これじゃ、この世界ホントに終わってしまうよ。

iPhoneXの分割払いが通らない?

毎年、このシーズンはiPhoneの新型が世に出る時期。
iPhoneXの話題がそれなりに目に付くのだが、今年は少し異なった話題が増えている様子。

iPhoneXの分割支払い審査が通らない。と。
もちろん私のことではなく、そうした情報がwebでチラホラ目に入る。

割賦購入時には個人信用情報機関の情報を参照される。こうした信用情報機関の情報(CIC、JICC等)に傷があると恐らく審査は通らない。
ケイタイ代支払いをコンビニ払いなどにして、今月はちょっと物入りだったので来月に...。といった感覚で滞納してしまう。そして督促ハガキが届く。
これを繰り返していると、自分自身の信用情報には支払い期日を守らなかった(入金が無かった)記録が残る。
こうした傷があることに気づいていない人が多いのではないだろうか。

結果として、予約を入れ入手を待ち望んだiPhoneXを分割では購入できなくなる。
それどころか、クルマのローンも通らないだろうし、更に大きな買い物など推して知るべし。

たかがケイタイ代金、と侮るなかれ。
500万円のローンでも、月額数千円のケイタイ代でも、支払い履歴には同じようにその結果が残る。
だから「毎月決められた日にしっかりと支払いをする」ことで、約束を守ったという記録を残すことができる。
キッチリ決められたことを守る。といった、ただそれだけのこと。
クレジットヒストリーと呼ばれるこうした信用情報は、積み重ねてきた自分自身の信頼の証であることを忘れないことだ。

webには、同じく「そんな10万円くらい一括で払えばええやろ!」的な声もチラホラ。
確かに割賦でなくても良い金額だろう。
だが「払わなかった傷ではなくキッチリ支払った実績を残す」ことは信用としてプラスに作用する点を忘れてはならない。
現金主義の人は、それはそれで立派だと思う。だが、ある程度の年齢まで現金主義を貫き通すと、こうした履歴が一切残らないため「スーパーホワイト」と呼ばれる。
こうした人たちは、クレジットヒストリーを蓄積していないため、割賦を組む場合の信用はゼロに等しい、ということも知っておきたい。

何というのか、学校の校則を守るのは優等生ぶって嫌、ちょっとした軽微な違反をするのがカッコいい。
とでもいうのだろうか。
今日は残業はしんどいから、日報は明日でもいいか...的な。
横断歩道で、クルマ一台も見えないし誰もいないから赤信号でも渡っていいだろう...的かも。

ちょっと昭和すぎる例えもあるが、こと金銭絡みでは優等生であり続けることが自分の身を守る。

過去に、ソフトバンクが信用情報機関へ誤った申請(ケイタイ代金を支払っているにもかかわらず遅延したという記号をつけた)を行ったトラブルがあった。なんとその数、6万人を超えていたらしい。
大手携帯キャリアでさえ、絶対にあってはならない事故を起こしている。

キッチリとクレジットヒストリーを蓄積することと、自分自身の信用情報機関の情報は、自分の手で確認するのが良いのではないだろうか。
私は、SB社のiPhoneを契約したことはないし今後もするつもりはない。そしてCICの情報は自分自身で定期的に確認することにしている。
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