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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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出来ることを、まず

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今日は晴天が戻ってきた。

前回の「そろそろ雨が冷たく」[ Link ]と同様に、昨日の撮影もまた雨の中、機材も人間もズブ濡れ...。

相変わらず髪や頭皮に悪いことをしている。
もちろん機材にとっても非常にリスクの高い環境に晒している。

ハードに使った後は丁寧に手入れをしてやらなくてはならない。
機械に意思は無いはずだが、キッチリとメンテをすると好結果にも繋がるものだ。

湿度の値が数値管理された専用の保管庫や防湿庫で管理されるのが理想なのだろうが、まずは濡れた部分は念入りに拭きとってから風通しの良い場所で乾燥させる。
それからワンウエイの乾燥剤をケースやボックスに詰めておく。
といったことは実践したい。

---乾燥剤は湿度が下がりすぎる心配があるから...。
---防湿庫を買うのは予算が...。

完全密封になる環境でない限り「過乾燥」を心配する必要はないように思う。
雨が数日おきに降る今の日本の環境では、冬場のエアコンで暖められた部屋に裸で放置するような状況でない限り、環境湿度が低くなりすぎることはないはずだ。
(不安があれば湿度計を一緒に入れて保管すれば良い)

20年以上前のレンズもボディも一度もカビを発生させたことはないし、ラバー部分も実使用に問題になるような傷みは起きていない。

専用の保管庫を否定する訳ではないが、理想論に明け暮れて評論ばかりするのではなく、できることから実践することが大切ではないだろうか。
「乾燥剤を詰めておいたら過乾燥する心配があるから...」
と評論する方に限って、
「でも、保管庫は高いから購入していない...」
などというオチがありそうな気がする。

唯一、一般家庭ゴミとして出される使用済み乾燥剤が、環境に与える負荷がどうなのか?
これは化学に明るくない私には不明だが。

その姿が語る

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ある体育祭のひとコマ。

模範的な構え方と、スグ横にあるテントの金属支柱に左腕を当てて固定する方法でブレを抑えようとしている。
まったく面識はなく知らない方なので、これ以上引きで撮ることはできなかったが...。

高校生の娘や息子の姿を撮ろうとしている訳だが、さすがにベテランお母さん、といった貫禄が滲み出ている。
小学校や幼稚園の運動会では、こうは行かないだろう。
多くの方は、片手だけの保持。そして大変失礼ながら「船酔い映像」を量産している。(側で見える小さなモニター画面でさえ大きく揺れまくっている事が多い)

それと、子供さんの年代が若いとまず機材がほぼ全てHD機種になっている。
子供の成長に合わせて、購入直後という感じでカメラボディもピカピカ!
そして撮影姿勢も若葉マーク。

対するこの写真の方は、この2年間(カメラは恐らくVictor GR-D750:2006年モデル)で「船酔い映像」に懲りたに違いない。
更には、十数年来の撮影経験者かもしれない。
実際、このグランドでビデオを構えている方はSD機種ばかりであった。

高校生の親ともなるとベテラン揃い。
ご自身の爪とリング型の時計もさりげなくアピールポイントなのだろう。

色々な背景が想像できるこうしたイベント会場。
「その姿」が雄弁に語る。

尚、当日のメインの被写体はこのようなカットではなかったので念のため。

今日は照明を使った講習

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照明「3灯」を使用した講習を行った。

方向と強さと質...。これを実際に変化をつけ移動しながら体験する。
少しずつの変化なので、「差の大きな驚き」を見つける講習ではない。

どの位置に、どういった質の光があると、どんなイメージになるのか?
それを一通り体験し、それぞれを変化させることによって、その差を感じ、役割を見極める...といった方法で体験する。

かなり難しい内容で2時間強。
高度な内容にまで言及したが、キッチリとノートに控えを取り、ほぼ全てを吸収なさったのではないかと感じた。
大変に熱心な方でこちらも力が入った時間であった。

カルチャースクールでの教室。
そして、出張撮影指導。
いずれでもなく、私のところにお越しいただいての講習というスタイルもある。
すべては、撮影の楽しさと奥深さを体験・体得していただくために。

テーブルに広げた資料やテキストを無造作に一枚撮影した。

そろそろ雨が冷たく

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10月、そろそろ雨が冷たく感じる季節になった。

少し詰めたスケジュールが続いた中の一日。
今シーズン、レギュラー試合では天候に恵まれたが、ここに来て雨滴に攻められることになった。

基本的に機材は雨に弱い。幸い、暴風雨では無いのが救い。
機動性を維持するため「タオル」で逃げる。
人間の側も機動性と視認性優先のためフードは被らない。
「酸性雨」かどうかは判らないが、恐らく髪には良くないに違いない。

今回はさすがにf4では苦しかったがISO1250から1600での感度アップで逃げ切った。
右側で存在をアピールするのは、雨の中で活躍してくれているEF70-200/f4L IS。

雫が首元から沁み込む。
そろそろ雨が冷たい季節になった。
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