アンド・エム宮本陽/宮本章光ブログヘッダーイメージ

宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Archives [All Entries:2620]

a broom(学校の箒)

CRW_6260.jpg

30年ほど前に時間を遡ってみると...。

薄暗い廊下の片隅に置かれた、埃っぽい箒。
周りは、教室の床に引かれた油が埃と砂を吸って、独特の匂いを放っていた。

当時はコダックのトライXがISO400(あの頃はASA400と言っていた)の高感度フィルムの代名詞。感度が高いと粒子が荒れる。
それを硬調な印画紙に焼き付け、コントラストの高い世界を作っては悦に入った。

f1.8のレンズでも手持ちで1/8程度のシャッターを切り、なんとなくボヤけた画像とのアンマッチを楽しんでいたように思う。

撮影画像は、ISO1600,f4,1/20, 2006年10月20日のデジ一撮影。
30年前を想い出しながらレタッチしてみた。

学校には、そんな思い出を蘇らせる空間が今でも存在する。

enthusiasm(熱意は表れる)

CRW_6807.jpg

あるパンフレット用写真の撮影現場から。

ひたむきな姿、真剣に取り組む姿勢は、表出するものである。
指の端々まで、学び表現しようとする熱意が溢れている。

窓の外から差す光が、この場を演出してくれた。
モデルさんではない。
ライティングもこの場には無いし、撮影に対する意識もない。

熱意は表れるものである。

yellow(黄色)

CRW_6350.jpg

一息。
年の瀬、作業部屋の蛍光灯を取り替えた。

それに合わせてモニターの色を微調整。
おかしな設定にはなっていないはず...。

a bicycle

CRW_6540.jpg

やはり自転車が目につく。

申し訳なさそうに、道路の端に止められたその姿。
いままで気づくことがなかったように思う。

a corridor (学校の廊下)

CRW_6256.jpg

学校の写真。廊下や校内の写真...。

多くの場合、そのイメージは記憶の中にしか存在していない。
あるいは卒業アルバムの片隅に、寂しくその姿をとどめるだけ。

歳を越すとまた卒業シーズンが近づく。
思い出は自分の目にしっかりと焼き付けておきたい。
84671676
rss_logo

New Entries

Archives / Serch

Categories