飯舘村の自然から感じる氣:3

飯舘村におけるカメラ教室ツアーでの写真アーカイブ3枚め。
水平面の構図は天地50パーセントで割らない...。といった教科書的事項は、この場では全く不要であった。
天地半々に区切る理由がそこにあり、無意識に導かれるままに撮影。
HDRモード撮影に続き、iPhone写真アプリ内編集調整を、ご参加の方々に見ていただきながら十数秒での一連の仕上げ。
目の前でご覧いただいている方々からの溜息とともに「海外のよう」とのお声も。
今、一週間経過して同じ感覚での撮影はほぼ無理かと。
そもそも、現場での編集調整のパラメータも指が勝手に動いた結果であり、今ここで再現せよと言われても同じ調整はできない。
今日、当Blog用クレジットレイヤーの追加とリサイズのみ行った。
カッコつけるなよ、と言われそうだが、紛れもなく「この場の氣」が導いた結果だと思っている。
そんなチカラがここには存在した。
[ 追記 --- 2018.12.31 ]
「宮本章光の視点/note.mu サテライト」(飯舘村ふるさと住民カメラツアーにて)
https://note.mu/amcoandem/m/m8fc8c8c9d6f6こちらにある程度の枚数をストックしましたのでご覧ください。
飯舘村の自然から感じる氣:2

飯舘村におけるカメラ教室ツアーでの写真アーカイブ2枚め。
その場所に体を持って行くことでしか体験できないものがある。
そこで感じる空気感、野鳥のさえずり、森の香り...。
似たような森は全国各地どこにでもあろうし、一枚の画像として見るならば、同じようなイメージはさほど苦労なく手に入るものと思われる。しかし、この場のこの時間の写真は、その場のその瞬間にしか撮れない。
写真は「一期一会」だと今回のご参加者の言葉にもあったが、同じメンバーで同じ時間と場所を共有することは、その瞬間、一度きり。
その場所の氣と波長が合わないことには、伝えるものは残らないように思う。
飯舘村での撮影データは
カテゴリー「IITATEvillage」[ Link ]にアーカイブを重ねます。
[ 追記 --- 2018.12.31 ]
「宮本章光の視点/note.mu サテライト」(飯舘村ふるさと住民カメラツアーにて)
https://note.mu/amcoandem/m/m8fc8c8c9d6f6こちらにある程度の枚数をストックしましたのでご覧ください。
飯舘村の自然から感じる氣

ご縁をいただき、福島県飯舘村での一泊二日のカメラ教室・撮影旅行の企画にお招きいただいた。
私の立場は撮影研修部分の講師であったが、チープな私のアドバイスなど必要としない大自然の圧倒的なパワーと、ご参加者の言葉をそのままお借りするなら「被写体の宝庫」であるそのシチュエーションに圧倒された。
ご存じのように飯舘村は、2011年の3.11をきっかけに全村避難指示が出されたところである。その後、除染作業が進められ、2017年3月31日には避難指示が解除されている。「日本で最も美しい村」連合にも名を連ねる。
一部のネガティブイメージを頭の片隅に抱えながら、現地へ伺ってみて初めて感じたその場の空気は、やはり大自然の大きな力以外の何物でもなかった。
但し、避けて通ることができない傷跡も見られ、現在2018年10月末時点での「自然と現実」の融合をどのように写真に落とし込むのが良いのか、試行錯誤しながらの二日間となった。
ご参加の皆様へのアドバイスが少し疎かになりながらも、自分の「コトバ」で画像データを記録し続けた何点かをこの場にアーカイブしてみたい。
カテゴリーに「IITATEvillage」を新規作成し、後からソートして参照できる形とする。
あくまでも個人視点での切り口であり、雄弁な情報発信能力は持ち合わせておらず、また特定の立場で批判的な語りをするものではない点、ご理解いただきたくお願い申しげます。
[ 追記 --- 2018.12.31 ]
「宮本章光の視点/note.mu サテライト」(飯舘村ふるさと住民カメラツアーにて)
https://note.mu/amcoandem/m/m8fc8c8c9d6f6こちらにある程度の枚数をストックしましたのでご覧ください。